【お手軽メンテ#03】紫外線やキズで黄ばんでしまった樹脂製ヘッドライトレンズをクリアにする

まめに洗車をしていつも綺麗にしていたはずなのに、なんだか最近くすんだように見えてしまう愛車。そんな時は細部にまでこだわってリフレッシュすると、見違えるようにきれいになるかもしれませんよ。今回はヘッドライトの黄ばみをなくし、クリアな視界を復活させるアイテムをご紹介。

●文/まとめ:オートメカニック編集部

研磨剤を使用せず、塗り込む

今回のテスト車両は2007年式。もう15年以上が経過しているので、しっかり洗車をしたつもりでも、なんとなくくすんで見えてしまう。その原因の一つが樹脂パーツの劣化で、特にヘッドライトレンズは黄ばんでいて、見た目に大きく影響を与えている。今回はヘッドライトレンズをクリアにするメンテを紹介。

before

15年目のヘッドライトはうっすらと黄ばみ、曇ってしまっている。前回の車検では、標準の55Wハロゲンでは光量不足を指摘された。

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まずは水洗いをして、ヘッドライト表面の砂やホコリをしっかり除去しておく。傷がある場合は細目のコンパウンドで均しておく。

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2本入っている液剤のうち、まずはディープクリーナーを付属のクロスに適量付け、ヘッドライトレンズに塗り伸ばしていく。

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塗布後、10〜20秒で汚れが浮き上がってくる。クロスにはレンズの黄ばみ汚れがこんなに。擦ることはなくこれほど汚れが落ちる。

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汚れが浮き上がったら、水に濡らしたキレイなウエスでクリーナーの成分が残らないように2〜3回拭き取りを行う。その後、乾拭きをして充分に乾かす。

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レンズの表面が乾いたら、もう一つの液剤「超耐久クリアガラスコート」を付属のクロスに適量付け、ムラができないように塗り伸ばす。

after

簡単な作業で曇っていたヘッドライトレンズがこんなにもクリアに。コーティングの効果は最長2年間持続する。

今回使用した商品
KURE
ルックス ヘッドライト
クリア&プロテクト

研磨剤を使用せず、塗り込むだけで頑固な黄ばみや白化を落とし、硬度6Hのガラスコートで透明感を復活させてヘッドライトを傷や劣化から保護する。


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