「人気の理由がわかった」USBに差し込むと激変。Amazonベストセラー1位の実績は伊達じゃない。│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

「人気の理由がわかった」USBに差し込むと激変。Amazonベストセラー1位の実績は伊達じゃない。

「人気の理由がわかった」USBに差し込むと激変。Amazonベストセラー1位の実績は伊達じゃない。

車内のUSBポートに挿すだけで空気感が変わる──そんなライト系カスタムの中でも、星光産業EXEAの新作はひと味違った。小さなUSBライトに「リモコン」という大胆な進化が加わり、使い勝手が一気に別次元へと引き上げられている。足元の暗がりを照らすだけで終わらず、車内の雰囲気づくりまで手軽に操れるこのアイテムは、もはや“照明”ではなく“演出装置”だ。その進化のポイントをじっくりと見ていきたい。

●文:月刊自家用車編集部

USBライトがここまで進化するとは思わなかった

カーグッズの世界では、USBポートに挿すだけの小型ライトが定番アイテムとなりつつある。暗い足元を照らすものから、さりげないアンビエントイルミとして雰囲気を整えるものまで、その用途は幅広い。今回取り上げる星光産業EXEAのUSBライト「EL-179」は、そんな“どこにでもある小物”と思い込むにはあまりにも動きが大胆だ。見た瞬間に「これは今までのUSBライトとは別物だな」と感じた。

最大の理由は、USBライトとしては珍しい“リモコン操作”の搭載だ。たかがライト、されどライト。これまで本体の小さなスイッチを押し込んで色を切り替えてきたユーザーほど、この便利さに驚くはずだ。

パッケージ上部。

小型ながら存在感のあるつくり

本体サイズはとてもコンパクトで、USBメモリと大差ない大きさだ。しかし手に取ると質感がよく、安っぽさは感じない。LEDは3つを内蔵し、車内照明として十分な光量を確保。加えて180度の首振り機能を備えることで、照射方向の自由度が高い点も面白い。

暗いセンターコンソールの奥や、ペダル付近の死角、助手席足元にわずかに残る影。そうした“見えないストレス”をピンポイントで消してくれるのは、シンプルだが大きな価値だと感じる。

パッケージ下の注意書き

リモコン搭載という大胆な進化

このアイテムの肝となるのが、パッケージに同梱されているリモコンだ。電源操作、カラー選択、モード変更、明るさ調整まで、この小さなカード型リモコン1枚で完結する。

リモコンで簡単に操作可能

従来のUSBライトで色を切り替える場合、小さなスイッチを何度も押す必要があった。暗い車内で手探りになることも多く、思った色に辿りつくまで手間取ることもある。しかしEL-179なら、ボタンひとつで狙った色に即アクセスできる。

離れた位置のUSBポートに挿しても操作しやすいのがありがたい。センターコンソール奥やリア側に増設した場合でもストレスがない。これだけで従来品に戻る気がしなくなる。

記憶してくれる便利さ

点灯設定を記憶する“メモリー機能”も優秀だ。車の電源をオフにしても、再度オンにした瞬間、前回のカラーや明るさがそのまま復元される。

お気に入りの色や、車内の雰囲気づくりに最適な明るさが決まっているユーザーにとって、毎回設定し直す面倒がなくなるのは大きい。こうした細かな気配りが、日常の使い勝手を確実に底上げしてくれる。

複数装着時の一括操作が意外と便利

特に面白いのが、複数のEL-179を車内に増設した場合でも、1つのリモコンでまとめて操作できる点だ。運転席側に1つ、助手席に1つ、後席側に1つといった使い方をするユーザーも少なくないはずだが、その全てを同時にカラー変更できる気持ちよさは格別だ。

まるで車内イルミの“司令塔”が手に入ったような感覚であり、ちょっとしたカスタム気分も味わえる。

色のバリエーションが豊富すぎる

EL-179は8色+9種類、さらに全灯(クールホワイト)と8色の自動グラデーションを含め、多彩なカラーを切り替えられる。ホワイトやウォームホワイトといった実用寄りの色から、ブルー、グリーン、ピンクなどの演出系まで幅広い。

8色のイメージ

実際に車内で点灯させると、色によって雰囲気が激変する。ホワイトは純粋に見やすさを向上させ、ブルーは涼しげでクールな印象に、オレンジやイエローは落ち着きを与える。ピンクは意外にも車内で映える色で、柔らかいムードを作り出す。

こうした“選ぶ楽しさ”がこのアイテムにはある。

ホワイト

ウォームホワイト

レッド

グリーン

ブルー

オレンジ

イエロー

アイスブルー

ピンク

クールホワイト(全灯)

点灯モードで遊び心が広がる

カラー選択に加え、3つの点灯モードが設定されている。

ひとつ目は「スローフラッシュ」。選んだ色がホタルのように淡く明滅し、静かな車内にゆるやかな動きを与える。ふたつ目は「ストロボ」。8色が順番に点滅するモードで、イベント感のある見た目が特徴だ。三つ目は「フェード」。5回の点滅後、8色がローテーションしていく独特の演出が楽しめる。

パッケージ横。

派手すぎると感じたら控えめな色にすればよく、気分で切り替えながら楽しめる。車内ライトでここまで遊べるアイテムはそう多くない。

夜間ドライブのムードが変わる

あくまでUSBライトのカテゴリーでありながら、実際に使ってみると“気分”の部分が大きく変わる。車内の暗がりが解消されることはもちろんだが、光があるだけでドライブの印象が少し柔らかくなるのだ。

眩しすぎると感じた場合でも、リモコンで即調整できるためストレスがない。むしろ光量を抑えたほうが雰囲気はよかったりする。照らすだけのライトではなく、雰囲気づくりのためのライトとして捉えると、このアイテムの魅力がより明確に見えてくる。

実用性と趣味性の絶妙な中間点

USBポートを持て余している車は少なくない。空いているポートが無意味に光るより、有効活用できたほうが満足度は高い。EL-179はその“ちょうどいい活用法”としても優秀だ。

無くても困らない。しかし、あると運転が楽しくなる。この“半歩先の快適さ”こそ、カーグッズの本質的な魅力だと感じさせる。

手軽に始められるカスタムとして最適

本格的な車内イルミの導入には配線や取り付けの手間がかかる。しかしEL-179は挿すだけで完了する。その気軽さが最大の武器であり、カーライフの入口を広げてくれる。

さらに価格も控えめで手が出しやすい。リモコン付きでこの使い勝手なら、コストパフォーマンスは高いと感じる。気軽に始められ、失敗もない。そんな安心感が、ライトカスタム初心者にも優しい。

小型ライトひとつで印象が変わる

車内は“光”の影響を想像以上に受ける。小さいアイテムでも、使い方ひとつで印象が大きく変わるのが面白い。EL-179はその良い例だ。

明るすぎず暗すぎず、選んだ色が車内に馴染み、一日の終わりのドライブを少しだけ豊かにしてくれる。派手な装備は必要ないが、ちょっと気分を変えたい。そんなユーザーの小さな願いに、しっかり応えてくれるアイテムと言える。

※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。