
BYD Auto Japanは、同社の日本導入第1弾として人気のミドルサイズ電動SUV「BYD ATTO 3(アットスリー)」を大幅にアップデート。名称も新たに「BYD ATTO 3 EX(アットスリー イーエックス)」へと進化させ、9月29日(火)より全国の正規ディーラーにて販売を開始した。単なるマイナーチェンジの域を超え、駆動方式の変更やバッテリー容量アップ、足回りの刷新など、一挙にクルマのポテンシャルを引き上げてきた注目の新型モデルだ。
●文:月刊自家用車編集部(奥津) ●写真:BYD Auto Japan
駆動方式をFWDからRWDへ変更! 待望の330kWツインモーターAWDも新登場
今回の改良における最大のアピールポイントは、パワートレーンと車体構造の抜本的な刷新だ。
従来のFWD(前輪駆動)からRWD(後輪駆動)へと駆動方式をガラリと刷新。モーター最高出力も150kWから230kW(最大トルク380N・m)へと大幅に向上しており、サスペンション(リヤは5リンク式)やブレーキシステムの刷新と相まって、より素直でスポーティなハンドリングと力強い走りを楽しめる仕上がりとなった。0-100km/h加速は従来の7.9秒から5.5秒へと大幅に短縮されている。
さらに、走破性とパフォーマンスを求めるユーザー待望の「AWD(四輪駆動)」モデルが追加された点も見逃せない。フロント100kW+リヤ230kWのツインモーターを搭載し、システム最高出力は実に330kW(560N・m)に達する。0-100km/h加速はわずか4.0秒と、スポーツカー顔負けの加速性能を誇る。
バッテリー増量で航続距離は最長「620km」に到達! 充電性能もパワーアップ
バッテリーには、最新の車体・バッテリー一体構造技術「CTB(Cell to Body)」を新たに採用。ボディ剛性と室内空間の効率を高めつつ、バッテリー総電力量を従来の58.56kWhから74.88kWhへと大幅に増量した。これによって一充電距離(WLTCモード)はRWDモデルでは620km(従来型比+150km)、AWDモデルでは550kmと飛躍的な進化を遂げている。
さらに、急速充電の最大受電能力が従来の85kWから100kWへ引き上げられたほか、冬場などの低温時にバッテリー温度を事前に最適化する「充電予熱機能」新採用。ロングドライブ時の安心感と充電待ち時間の短縮に貢献している。
ユーティリティ面でもかゆい所に手が届く装備が満載
使い勝手や快適性の面でも、オーナーの心をくすぐる装備が惜しみなく投入されている。これまでエンジンルームであったボンネット下には95Lの大容量フランクを新たに確保。充電ケーブルや小物などを収納でき、荷室容量も従来の440Lから490Lへと拡大した。
AWDモデルの前席コンソールには容量4.5Lの温冷庫を標準装備。保冷(-6℃~6℃)だけでなく保温(35℃~50℃)にも対応しており、ドライブ中のドリンクや軽食の保管に大活躍しそうだ。
先進安全装備や快適装備も拡充されており、ミリ波レーダーを従来の3個から5個へ増強。ドライバーの疲労を検知する「DMS」や車内ミリ波レーダーで生命体を検知し警告・空調作動を行う「幼児置き去り検知システム(CPD)」を新たに採用。
また、前席シートベンチレーション、ステアリングヒーター、冷却ファン付き50Wスマホワイヤレス充電、大型化された8.8インチメータークラスターなど、高級感と利便性が一気に底上げされている。
グレード構成&価格
| モデル | バッテリー容量 | 航続距離(WLTC) | 車両本体価格(税込) |
| BYD ATTO 3 EX | 74.88kWh | 620km | 437万8000円 |
| BYD ATTO 3 EX AWD | 74.88kWh | 550km | 487万3000円 |
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