磨かれたデザインと技術。2つの”先進”で再びコンパクトカーの未来を切り拓く! TOYOTAアクア│月刊自家用車WEB - 厳選クルマ情報

磨かれたデザインと技術。2つの”先進”で再びコンパクトカーの未来を切り拓く! TOYOTAアクア

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ハイブリッドカーの常識を変えた初代から10年余り。現行アクアは、コンパクトなボディに最先端技術を凝縮しながら、誰もが安心して扱えるやさしさを手に入れた。今回の改良では、走りもデザインも磨かれ、「人に寄り添う先進」をテーマにさらなる進化を遂げている。

●文:まるも亜希子 ●写真:奥隅圭之 ●BRAND POST提供:トヨタ自動車株式会社

進化したデザインと快適性、“やさしさ”で磨かれた走り

西暦2011年。ハイブリッドカーがまだ高価だった時代に、手の届く価格で登場した初代アクアは、低燃費世界一を実現し“身近なエコカー”という新しい価値をつくった。

そこから年月を経て、ハイブリッドが特別な存在ではなくなった現代。

2021年7月に2代目へとフルモデルチェンジを経た現行アクアは、小型ながら高出力を誇るバイポーラ型ニッケル水素電池を搭載し、最先端技術を部位ごとに最適配置。後席の居住性を高めて家族がゆったりくつろげる室内を実現し、駐車支援など安心装備も充実させてきた。

そして2025年9月に一部改良を実施。一部改良ながら大幅な刷新を遂げたアクアは、開発陣が「人に寄り添う先進」をテーマに掲げ、技術の進化を、人の快適さにつなげる挑戦が盛り込まれている。

今回の一部改良でまず目を引くのは、プリウスにも通じる“ハンマーヘッド”スタイルを取り入れた新しい顔つきだ。

鋭さと先進感をまといながら、温かみを感じさせる造形はまさにアクアらしいバランス。最上級グレードである「Z」に採用された左右ヘッドライトを結ぶセンターランプは、夜間に柔らかく輝きコンパクトカーとは思えない存在感を放っている。

フロントデザインの変更により、フロントオーバーハングは3cm延びたが、ミラー・トゥ・ミラーの横幅は逆に3cm狭くなり、街中での取り回しはむしろ軽やかになった印象だ。

アクア Z (2WD)外板色:シルバーメタリック、 内装色:ライトグレー
価格:282万4800円(撮影車はオプション込みで306万5150円)

主要諸元(アクア Z 2WD)
●全長×全幅×全高:4080×1695×1485mm ●ホイールベース:2600mm ●車両重量:1140kg※1 ●乗車定員:5名 ●パワーユニット:1490cc直3DOHC(91PS【67kW】/12.2kg-m【120Nm】)+モーター(59kW/141Nm) ●トランスミッション:電気式CVT ●駆動方式:FF ●WLTCモード総合燃費:33.6km/L※2●ブレーキ:ベンチレーテッドディスク(F)/リーディングトレーリング(R) ●サスペンション:マクファーソンストラット式(F)/トーションビーム式(R) ●タイヤ:185/65R15
※1.試乗車は、195/55R16タイヤ&16×6Jアルミホイールを装着しているため+10kg、トヨタ チームメイト[アドバンスト パーク]を装着しているため+10kg となり、車両重量は1160kg。※2.アクアZ 2WDは、195/55R16タイヤ&16×6Jアルミホイールを装着した場合32.0km/L。

より進化した機能装備。万人が便利さを実感できる走りを実現

運転して驚くのは、ブレーキの扱いやすさ。停止時に“カックン”と揺れないよう制御する「スムーズストップ」が新搭載され、足先の力加減に神経を使わずとも自然に止まれる。高級車アルファードPHEVにも採用された最新機能を、このクラスに早くも投入してきた点は見逃せない。

新たに採用されたスムーズストップは、多くのユーザーが効果を実感できる実践的な機能のひとつ。停止直前の車両の揺れ動きを抑え、乗員の姿勢変化を低減してくれる。今回の試乗では、信号停車時にスムーズにクルマが停止できることを実感できた。まさに乗員へのストレスを低減してくれる機能だ。

さらに、停車中にブレーキを保持してくれるブレーキホールドも追加。信号待ちや坂道での発進時の安心感が格段に上がった。この追加されたブレーキホールドとドライブモードスイッチは、設定を再始動後も維持できるメモリー機能まで備え、細部にまでユーザー視点の気配りが感じられる。

新たに採用されたプロアクティブドライビングアシスト(PDA)は、車線内走行時の常時操舵支援機能を備え、スムーズな走行をサポート。さらに、プリクラッシュセーフティの「直進時の車両・歩行者検知機能」の対象に自動二輪車(昼)を追加し、ロードサインアシストに道路標識の転回禁止と信号機の読み取り機能を追加するなど安全装備が拡充されている。

走りの質感も確実に進化している。高出力化したバッテリーと緻密な制御によって加速はより滑らかに。サスペンションやパワーステアリングのチューニングも見直され、日常走行のあらゆる場面でしなやかさと安定感を両立している。

コンパクトハイブリッドの枠を超え、すべての乗員に寄り添う上質な走り――。新生アクアは、今という時代にふさわしい“やさしい先進”を体現した一台だ。

サスまわりを含めたシャシー性能の進化ぶりも、改良モデルの魅力のひとつ。走行時の安定感が高まったことで、これまで以上に安心できるハッチバックモデルに仕立てられている。

パワーユニットの進化も見どころのひとつ。街中を流す程度でも、バッテリーの出力向上がもたらす電動駆動領域の進化ぶりを感じることが可能。速度コントロール性が高まったことで、なにげないシーンでのアクセルワークも格段にやりやすくなっている。

改良型アクア:車両解説

改良型アクアのフロントデザインは「ハンマーヘッド」がモチーフ。シャープなBi-Beam LEDヘッドランプなども特徴のひとつ。ヘッドランプ間を結ぶセンターランプ、アクセサリーランプ、アッパー&ロアグリルのピアノブラックとLEDアクセサリーランプは「Z」グレード専用装備だ。

運転のしやすさにこだわったキャビンレイアウトも魅力のひとつ。改良によりセンタークラスター下部にHDMI入力端子を標準装備するなど、機能性の追求も積極的だ。

コンパクトなサイズでありながら、快適なキャビン空間。特に、後席スペースは十分な余裕が確保される。試乗車には合成皮革+コンフォートパッケージ(内装色:ライトグレー)が組み合わされている。

ステアリング奥には7インチの大型マルチインフォメーションディスプレイが採用され、ディスプレイオーディオはコネクティッドナビ対応になるなど機能性も大きく強化。

一部改良で電動パーキングブレーキ・ブレーキホールドを標準装備。運転席足元がスッキリし快適性が向上。ブレーキホールドをオンのままシステムをオフにしても、次回運転開始時にオンの設定が維持されるため、運転する度にブレーキホールドを設定する必要がなくなり利便性が向上している。

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