1958年式 ダットサン 1000セダン 旧車アルバム「ノスタルジック2デイズ2023 選ばれし10台」No.1

2023年2月18〜19日にパシフィコ横浜で開催された日本最大級のクラシックモーターショー「Nostalgic2days」で展示されていた注目車両を紹介!

●文:月刊自家用車編集部

1958年式 ダットサン 1000セダン

オーナー名:佐々木 徳治郎

戦後、新設計となったダットサン110型の改良モデルとして、1957年10月にダットサン1000乗用車が発表されました。

エンジンは当時技術提携していた英BMC社製のオースチンB型エンジンをベースにショートストローク化(1500cc→988cc)した水冷水直列4気筒OHVのC型エンジンを搭載。ボア73mm×ストローク59mmで、当時の国産車のエンジンとしては異例なほどショートストロークの高回転型エンジンとなっています。

当時としては高い30馬力を超える出力と、よく回るエンジン、強じんな足まわりのおかげで、市場の人気を獲得し、日産の乗用車としては初の対米輸出もおこなわれました。

58年9月に開催された「オーストラリア・モビールガス・トライアルにも挑戦し、Aクラスに出走した2台は富士号がクラス優勝(総合24位)、桜号がクラス4位を獲得し、大きな注目を浴びています。

主要諸元
車両型式 210 全長:3860mm 全幅:1466mm 全高:1535mm ホイールベース:2220mm 車両重量:925kg 定員:4名 エンジン形式:C型 直列4気筒OHV 排気量:988cc 最高出力:34ps/4400rpm 最大トルク:6.6kg-m 最高速度:95km/h

ホイールメーカー 純正
ホイールサイズ前後とも 15インチ
タイヤサイズ前後とも 5.00-15-4P

Nostalgic 2days

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出典:Nostalgic 2days
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