
日産自動車は、北京モーターショー2024において4車種の新エネルギー車(NEV)のコンセプトカーを公開する。さらにこれまで公表していたよりも1車種多い5車種のNEVを2026年度までに中国市場に投入することも発表した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
中国市場を念頭においた最新EV&PHEVコンセプトモデルを披露
現在開催中の北京モーターショー2024において公開されたコンセプトカーは、2車種の電気自動車(EV)と2車種のプラグインハイブリッド(PHEV)の4モデル。いずれも将来的に中国市場での展開を念頭に開発されたものになる。
日産の内田社長兼CEOは、
「変化の激しい中国において持続的な成長を果たすため、日産は新経営計画『The Arc』で発表した通り、中国市場向けに最適化した戦略に取り組みます。本日公開したコンセプトカーをベースとして開発する新エネルギー車を皮切りに、競争力の高い多様な新車を投入することで、バランスの取れた商品ラインナップを構築します。そして、中国のお客さま一人ひとりにもっとワクワクするモビリティ体験を提供していきます」とコメントをしている。
■日産エポック・コンセプト
都市や郊外の走行を楽しみ、最新のデザインとテクノロジーで、ライフスタイルを向上させたい活動的な人に向けたEVセダン。AIで拡張されたIoTを備え、バーチャルパーソナルアシスタントとの感情豊かなコミュニケーションを通じて、より快適な生活を実現する。
■日産エピック・コンセプト
週末に冒険を楽しむ都市部のカップルに最適なEV SUV。市街地でも高速道路でも自動運転が可能、様々な機器やキャンプ場、パーティーでの電力供給が可能で、搭載された数々のテクノロジーがリラックスした雰囲気を創り出している。
■日産エラ・コンセプト
クルマを第二の家と考える若いビジネスパーソンのためのクルマ。プラグインハイブリッド(PHEV)のSUVは、連動するエンターテイメントシステムとゼロ・グラビティシートを備えている。進化したe-4ORCEとアクティブエアサスペンションにより、快適で安心なドライブを楽しめるとのこと。
■日産エヴォ・コンセプト
先進の運転支援技術と安全性能を備えたプラグインハイブリッド(PHEV)のセダン。AIによって機能を拡張したバーチャルパーソナルアシスタントが、ドライブを通じて実現したいことをサポートする。
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