全国各地で開催されたキャンピングカーショーやアウトドアイベントには注目車両が多数展示されている。しかし、なかなかイベントに出向くことができない方も多いのではないだろうか。そこで本記事では、各イベントで展示されていた車両を紹介しよう。今回はスタイリッシュな大人部屋を実現したトヨタ・ハイエースがベースのキャンパーをご覧あれ。
●文:月刊自家用車編集部
ベース車両はトヨタのハイエース
黒いボディが美しいキャンパーのベース車両はトヨタのハイエース。カスタムの幅が広く、アウトドアを中心としたユーザーに、非常に人気の高い車だ。
ハイエースはなんと言ってもクラス最大級の荷室の広さが魅力。普通車としての収納力は他の追随を許さない。
エクステリアも洗練されており、シャープな印象を与えている。シンプルなインテリアは誰もが使いやすいデザインだ。操作系統は運転席周りに集約されており、ドライバーの利便性がしっかりと考慮された作りになっている。
スタイリッシュな大人部屋
モダンな雰囲気の車内はボックスシートとフラットスペースを組み合わせたレイアウト。大人二人が贅沢な雰囲気を楽しめる車内は、快適でゆとりのある空間を生み出している。
贅沢な肌触りのオリジナルレザーを使用したシートはクッション性も高く非常に座り心地が良さそうだ。1列目のシートが回転するため、車内スペースを無駄なく使用できる。
凹凸のないフラットなテーブルは使いやすくも邪魔にならない適度なサイズ感。用途に応じてワンタッチで取り外し可能だ。
2口のコンロを装備したキッチン周りは高級感があふれる。キッチンしたには独立した冷凍庫を設けた冷凍冷蔵庫が設置されている。氷やアイスクリームなど用途の幅広がる設備だ。
車内右側にはコンロとシンクを備えたカウンターが設置されている。
窓には内部にウレタンを挟んだ構造で高い断熱性を誇る「サーモパントリム」が設置されており、車内の温度管理だけでなく高いプライバシー保護も考慮されている。収納力がある奥行きが深い上部のキャビネットは、ベットシーツやブランケットだけでなく食品や食器を収納しても良いだろう。
圧巻の広さをもつフラットシートは大人が横になっても問題がない快適さを提供する。上質なマットは、ただ横になっているだけでも気持ちが良さそうで、質の高い睡眠をもたらしてくれるだろう。
フラットスペースは広々としており、横になって休むには最適。
シート下には広い収納スペースがあるので、乱雑に置かれた荷物でモダンな雰囲気の車内を邪魔することがないのは嬉しいポイントだ。
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