
KDDIと三菱自動車工業は、三菱自動車のコネクティッドサービス向けのスマートフォンアプリ「Mitsubishi Motors」を共同で開発し、2025年2月17日に提供を開始した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
ひとつのアプリに機能を集約し、ユーザーの利便性を強化
三菱自動車では、MITSUBISHI CONNECT搭載車両(アウトランダー/eKクロスEV/トライトンなど)を購入したユーザーを対象に、コネクティッドサービス用のスマートフォンアプリ「My MITSUBISHI CONNECT」を通して、車内のエアコンや電動車両の駆動用バッテリーの充電におけるリモート操作機能/セキュリティアラーム通知機能を提供しているが、海外ではMy MITSUBISHI CONNECTとは別に、各国現地法人がディーラー検索や購入サポートなどの固有の機能とサービスに関するアプリを独自で開発運用しており、ひとつの国で複数のアプリが併存する状況となっていたという。
そこで、今回提供が始まった「Mitsubishi Motors」では、アプリ内で各国のニーズに応じたローカル機能を利用できるミニアプリを提供可能とすることで、各国が独自運用していた固有の機能とサービスが使えるようになる。
「Mitsubishi Motors」アプリは、日本での導入後、欧州や北米などで順次提供する予定とのこと。
「Mitsubishi Motors」アプリの概要
- 「My MITSUBISHI CONNECT」の以下の機能とミニアプリを提供
- 「快適」機能:エアコンや充電のリモート操作により、時間と場所を選ばずに車のコントロールが可能
- 「安心」機能:ドアの不正解錠を通知するセキュリティアラーム通知や、事前に設定した時間/エリア/スピードを超えた運転があった場合に通知。家族の運転をサポートするドライブ見守り通知でドライバーをサポート
- 「つながる」機能:ライト点灯などの車両状態や駐車位置/走行距離/走行時間などのドライブ履歴の確認が可能
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