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ロールス・ロイス、ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIを発表: ラグジュアリーとパワーの大胆な表現

  • Rolls-Royce Motor Cars Limited[PR TIMES]

※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。

2024年10月8日、グッドウッド、ウエスト・サセックス

●ロールス・ロイス、大胆さと力強さを表現するブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II(Black Badge Ghost Series II)を発表
●これまでで最も俊敏で、ドライバーに焦点を当てた、テクニカルなロールス・ロイス・ブラック・バッジ
●妥協のない6.75リッターV型12気筒ツインターボ・エンジンをハイパワー構成で実現
●ブラック・バッジ・プラナー・サスペンション・システムを採用した全輪駆動、全輪ステアリングのシャシー
●ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II専用のビスポーク・コーチワークと22インチ・ホイール
●最新デジタル・インターフェース「SPIRIT」と会員制アプリ「Whispers」を統合
●ゴースト・シリーズ II(Ghost Series II)およびゴースト・エクステンデッド・シリーズ II(Ghost Series II)と同時に展開


「真のハウス・オブ・ラグジュアリーとして、私たちはお客様のご要望に突き動かされています。ブラック・バッジ・シリーズは、お客様が最も大胆で自信に満ちたステートメントを発することができるように、ブランド内につくり出した領域です。ブラック・バッジ・ゴーストは、妥協のないエンジンの力強さと持ち前のアジリティを、主に運転席から享受したいと望むお客様の特別なご要望にお応えするものです。ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIでは、当社の伝説的なエンジンをハイパワーに表現するとともに、より力強いテクニカルなデザイン処理とテキスタイル・パレットを組み込むことで、オーナー・ドライバーへのアピールを強化しました。この車は、これまでで最もパワフルで、ドライバーにフォーカスしたV12エンジンを搭載したロールス・ロイスであり、世界で最も大胆かつダイナミックなスーパー・ラグジュアリー・カーの愛好者への私たちの継続的な取り組みを示すものです。」
ロールス・ロイス・モーター・カーズ最高経営責任者 クリス・ブラウンリッジ


「ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIでは、当社の包括的なデザイン・アプローチの純粋さと存在感を維持しつつ、この車の驚異的なアジリティとパワーを明確に示す、繊細でありながらインパクトあるデザインを採用しました。ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIのためだけに製作された、控えめながらも破壊的なスタイリングのディテールは、ビスポーク・コミッションで注目を集め、大胆な目的意識を持ってあらゆる旅を体験したいというお客様の強い願いを反映しています。」
ロールス・ロイス・モーター・カーズ エクステリア・デザイン責任者 ジュリアーヌ・ブラシ


ロールス・ロイスの破壊的な分身であるブラック・バッジの最もパワフルで俊敏かつ技術的な表現は、ゴーストによって具現化されています。今日、ロールス・ロイスは、大胆な進化を遂げ、ドライバーに焦点を当てた唯一無二のモーター・カー、ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIを発表しました。ゴースト・シリーズIIは、反骨精神を持つお客様の大胆なビスポーク・コミッションにふさわしいドラマチックなキャンバスを提供するために、入念に再設計されています。

ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II:エクステリア
ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIの大胆さは、控えめながらもインパクトのあるエクステリア・デザインにあります。最も重要なスタイリング・ステートメントは、ロア・グリルで、ブラック・バッジ・ゴースト史上初となる独自のスタイリングが施されています。ロア・ブレーキのエアインテークには新しい形状が採用され、機能的なエアダクトにかけて縦方向に走る2本のダークトーンのクローム・ストリップが、テクニカルなブラック・クローム・フレームで囲まれています。これらのパーツはパンテオン・グリルの垂直性と堅牢さを強調し、その奥にはこの車の心臓部であるパワフルで妥協のないV12エンジンが搭載されています。

ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIは、ロールス・ロイスを特徴づけるスピリット・オブ・エクスタシー、パンテオン・グリル、そして側面に取り付けられた「バッジ・オブ・オナー」をダークに仕上げた、ブラック・バッジの特徴であるブラック・クローム仕上げを保持しています。この効果を生み出すために、ステンレス製の基材に浸漬させる従来のクロームメッキ工程に特殊なクローム電解液が導入され、ダークな仕上がりが施されています。ダーク仕上げされた各パーツは、鏡のようなブラック・フィニッシュを実現するため、手作業で精密に研磨されています。ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズでは初めて、ドア・ハンドルにもブラック・フィニッシュが施され、世界で最も破壊的なスーパー・ラグジュアリー・カーを求める消費者を魅了する、ノワール(暗黒)な世界観をさらに押し広げました。

ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II:ドラマチックなホイール加工
ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIの最も印象的なエクステリアは、部分ポリッシュ加工の施された22インチ、7本スポークの鍛造ホイール・セットです。伝説的なハイパワーV12エンジンとシャシー・テクノロジーのメカニカルな複雑さを映し出すようデザインされたこのホイールは、視覚的な質量を抑え、スポーク形状を細くすることで、力強いディスク・ブレーキをはっきりと見ることができます。このデザインは、車の力強さと並外れたダイナミクスを表現しており、ロールス・ロイス・ブランドにますます多くのお客様を惹き付け、大胆不敵なビスポーク・コミッションを生み出す、ブラック・バッジ・ゴーストの特徴的な要素を示しています。

ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II:インテリア
ブラック・バッジを象徴するダークでテクニカルな表現は、ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIのインテリアにも控え目ながらも広範囲にあしらわれています。ロールス・ロイスのオルターエゴを最も巧みに表現しているのは、おそらく新しいクロック・キャビネットでしょう。このキャビネットには、アナログのクロックとライトアップされたスピリット・オブ・エクスタシー像が収められ、ミラー仕上げではなく、ブラック・クローム仕上げで表現されています。このエレガントな現代的な工芸技術は、先進的なSPIRIT(スピリット)・オペレーティング・システムが統合された、最新鋭のセントラル・インフォメーション・ディスプレイと並んで配置されています。

ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II:カーボン・ファイバーの精巧な仕上げ
ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIは、ガラス製フェイシアの下からインテリア全体に丹念に施されたテクニカル・カーボンの仕上げを特徴としています。ロールス・ロイスの職人たちは、ブラックのボリバル・ウッドをベースにカーボン・ファイバーとメタル・ファイバーを用いて、複雑でありながら控えめなダイヤモンド・シェイプの織り合わせ方を考案しました。樹脂コーティングされたカーボンとコントラストの効いたメタル・コーティングされた糸で編み込まれたリーフ模様は、ダイヤモンド模様に手作業で敷き詰められ、立体感を生み出しています。その後、各パーツは100℃の圧力下で1時間硬化させた後、表面をサンド・ブラストして6 層のラッカーを塗装するための「キー」が作られ、手作業で研磨してから、光沢のある仕上がりになるまで磨き上げられます。最終的な効果は繊細でありながら、見る人に驚くべき深みと透明感を感じさせます。


イマーシブ・シーティングにセンター・コンソールを組み合わせる場合は、後部リクライニング・シートとシャンパン・クーラーを隔てるテクニカル・カーボンの「ウォーターフォール」セクションに、ブラック・バッジ・ファミリーのモチーフであるインフィニティ・シンボルを施すことができます。航空宇宙グレードのアルミニウムで描かれたインフィニティ・シンボルは、6層の着色ラッカーの3層目と4層目の間に塗布され、まるでシンボルが浮き上がっているかのように見えます。

ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIでは、インテリアのメタル部分をダークな色合いにするために、物理蒸着法と呼ばれる高度な技術が用いられています。ダッシュボードとリア・キャビンのスピーカー・グリルや通気口の周囲はこの加工により強化されており、繰り返し使用したり、極端な温度にさらされたり、時間が経過しても、変色・変質することはありません。


ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II:破壊的なマテリアルの組み合わせ
ブラック・バッジのお客様は、ゴースト・シリーズ IIで選択可能となった新しいマテリアルをお試しいただけます。たとえば、ロールス・ロイス独自の竹から作られた革新的なレーヨン生地「デュアリティ・ツイル(Duality Twill)」も選択できます。この大胆な新素材の開発は、ヘンリー・ロイス卿がかつて冬季を過ごしたヴィラ・ミモザに隣接する、コート・ダジュールの「地中海の庭園(Le Jardin des Méditerranées)」に広がる広大な竹林からインスピレーションを得たものです。デュアリティ・ツイルには、創業者のイニシャル「R」を2つ重ね合わせて抽象的にデザインした「デュアリティ」グラフィックが刺繍されています。インテリアの全域に施されたデュアリティ・ツイルには、最大220万のステッチと11マイルの糸を使用し、20時間もの工程を経て完成します。この精巧な素材は、51色の糸から選択できる大胆で`外交的なコントラストの効いたカラーを選択することで、さらにインパクトのあるものにし、ブラック・バッジのこの素晴らしい仕上げの完成度を一層高めることができます。


また、シート・レザーに小さな穴を開けて、ユニークなアートワークを施す革新的な現代工芸技術「プレースド・パーフォレーション(Placed Perforation)」もお選びいただけます。パーフォレーションの大きさを変えることで奥行きを感じさせ、緻密で立体的なグラフィックを作り出します。最初の模様は、グッドウッドにあるホーム・オブ・ロールス・ロイスの上空で変化する雲の形と影からインスピレーションを得ています。この模様は0.8ミリメートルと1.2ミリメートルのパーフォレーションで構成され、その数は最大107,000個にのぼり、そのひとつひとつを入念に確認することで絶対的な均一性が確保されます。

ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ II:エンジニアリング
ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIでは、強力なV12エンジンがハイパワー設定で搭載されており、ゴースト・シリーズ IIと比較して29PS高い出力と50NM高いトルクを発揮します。すべてのロールス・ロイス・ブラック・バッジ・モデルと同様に、ギア選択レバーにある「Low」ボタンを押すと、スロットルを90%まで踏み込んだ時にギアシフト速度が50%増加するほか、エグゾースト・システムの音量が絶妙に広がるなど、ブラック・バッジ・ゴーストに搭載された先進テクノロジーのロックが解除されます。これらの機能は、ロールス・ロイスのエフォートレスなドライビング体験を損なうことなく、ドラマチックさを演出します。


このさらなるパワーを活用するために、ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIには、ブラック・バッジ・プラナー・サスペンション・システムが採用されています。ゴースト・シリーズ IIと同様、この評価の高いシャシー・テクノロジーには、フロント・サスペンション・アセンブリの上部に独自のアッパー・ウィッシュボーン・ダンパー・ユニットが組み込まれています。このユニットは、連続可変の電子制御ショック・アブソーバーやセルフレベリング機構付きのエアストラット・アセンブリがフロントとリアとで連動し、ロールス・ロイス特有の魔法のじゅうたんの乗り心地「マジック・カーペット・ライド」をさらに素早く生み出します。


ドライバーの自信を高めるべく、車両から大きなパワーを引き出すブレーキのバイトポイントを引き上げ、ペダルトラベルを小さくしました。これはロールス・ロイスならではの力強い表現を求めるお客様のご要望に直接応えるものです。


高いアジリティによるラグジュアリーな体験
 ブラック・バッジ・ゴースト・シリーズ IIは、ロールス・ロイスの比類のないビスポーク・サービスの恩恵を受けながら、同時に妥協のないV12エンジンとブランド独自の高度なシャシー・システムのドラマチックな表現を享受したいという、ロールス・ロイスのお客様の要望の高まりを反映しています。この卓越した最新モデルは、先代モデルの圧倒的な成功を礎として、ラグジュアリーなドライビング体験の大胆なビジョンを体現しています。


以上


ロールス・ロイス・モーター・カーズ
ロールス・ロイス・モーター・カーズは、真のラグジュアリー自動車のメーカーであり、世界で最も高い評価と敬愛を受ける、手作業による魅力的なビスポーク製品を世界中のお客様のために製造しています。
英国ウエスト・サセックス州グッドウッドにあるホーム・オブ・ロールス・ロイスには、2,500名以上の従業員が勤務しています。ホーム・オブ・ロールス・ロイスには、グローバル本社のほか、センター・オブ・ラグジュアリー・マニュファクチャリング・エクセレンスが設置され、世界で唯一、ロールス・ロイスの自動車のデザイン、開発、手作業による緻密な製作が行われています。施設、製品および人材への継続的な投資により、世界販売台数の記録更新が続いており、2023年には史上最高となる6,000台超を記録しました。London School of Economics & Political Scienceの独自調査によると、2003年にグッドウッドでの 生産を開始して以来、ロールス・ロイスは英国経済に40億ポンド以上を貢献し、毎年5億ポンド以上の経済価値を生み出していることが確認されています。


*ロールス・ロイス・モーター・カーズはBMWグループの完全子会社であり、航空機用エンジンや推進システムを製造するROLLS-ROYCE PLC(ロールス・ロイス・ピーエルシー)とは完全に別会社で、関連はありません。