
秋の行楽シーズンがいよいよスタート。グルメに温泉、フルーツ狩りに芸術鑑賞と楽しみは色々ですが、秋ならではといえば「紅葉」は外せない。ここでは全国の人気エリアから選ばれたTOP5をご紹介。
●文:月刊自家用車編集部
紅葉狩りはどこに行くべき?そんなお悩み、解決します!
秋から冬にかけて葉を落とす落葉樹。その落葉の前に赤く色づく現象が、紅葉だ。早い地域では9月頃から紅葉が始まり、多くの地域では11月頃が特に見ごろとなる。元々が風光明媚なスポットにおいても、紅葉のシーズンになると普段とは異なる特別な景色が楽しめるとあって、紅葉を見るために多くの観光客が訪れる。見ごろとなる時期が限られることもあり、どこの紅葉スポットに行こうかと悩むドライバーも多いことだろう。そこで紅葉を目的とした旅行先について、阪急交通社がアンケート調査を実施した。ここではその気になる結果を紹介していこう。
5位 奈良(奈良県)

古都・奈良にも紅葉がよく似合い、神社仏閣などと合わせて素晴らしい景色を見せてくれる。長谷寺は五重塔と紅葉が合わさった光景が美しく、桜の名所として知られる吉野山は紅葉の名所としても有名。鹿の歩き回る奈良公園でも、紅葉の景色が楽しめる。赤いもみじばかりでなく、黄色いイチョウも合わせて楽しめるのもポイント。
3位 ※同率 香嵐渓(愛知県)

同率の3位にランクインしたのは、愛知県豊田市の巴川にある渓谷、香嵐渓(こうらんけい)。約4,000本、11種類の楓が植えられていると言われており、夜にはライトアップもされる。巴川にかかる巴橋(ともえばし)、待月橋(たいげつきょう)、香嵐橋(こうらんばし)などは紅葉の絶好の撮影スポット。香嵐渓の中心にある飯盛山(いいもりやま)をハイキングをしながら紅葉を楽しむこともできる。
3位 ※同率箱根(神奈川県)

首都圏から近い観光地としても人気の箱根は、紅葉の名所。箱根登山電車に乗れば車窓から紅葉を眺めることができ、終点にある箱根強羅公園でも紅葉が楽しめる。箱根園駅から駒ヶ岳頂上駅を結ぶ箱根駒ヶ岳ロープウェーに乗れば、紅葉を見下ろすことも可能だ。芦ノ湖で天気のいい日に遊覧船に乗り、富士山と紅葉のセットになった風景を楽しむのも良いだろう。箱根美術館、彫刻の森美術館、箱根ガラスの森美術館といった、箱根に点在する美術館でも紅葉が楽しめる。
2位 日光(栃木県)

日光といえば、道路から紅葉を眺められる「いろは坂」が有名。馬返しと中禅寺湖畔を結ぶ観光道路で、48ヵ所もあるカーブと共に、長く続く紅葉の風景が楽しめる。他にも、標高1,269mにある中禅寺湖では紅葉が湖面に映え、遊覧船からも眺めることが可能。華厳の滝(けごんのたき)をはじめ、竜頭の滝(りゅうずのたき)、霧降の滝(きりふりのたき)などの名瀑で紅葉が堪能できるのも日光の魅力だろう。
1位 京都(京都府)

清水寺、北野天満宮、嵐山など、紅葉の名所が至るところにある京都。紅葉を背景に美しい神社仏閣を眺められるのは、秋ならではの楽しみだ。例えば約3,000本のもみじが美しい禅林寺(永観堂)は、古くから「もみじの永観堂」と呼ばれて親しまれていた。京都で見られるもみじの多くは、イロハモミジ。小ぶりな葉っぱで、紅葉の時期には鮮やかな赤に色づくのが特徴だ。京都は紅葉に大変適した環境にあるとも言われており、自生した木々はもちろん、美しい景観になるよう庭園に植えられた木々も訪れた人の目を楽しませてくれる。
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