
自動車輸入台数日本一である三河港をPRするため、愛知県豊橋市は関東、関西からの玄関口である豊橋駅新幹線改札前に産業プロモーションブースを設置している。2022年11月下旬から、三河港で陸揚げされている輸入車「フィアット 500e OPEN」を展示。年1回、真夜中に行われる車両入れ替えの様子をお届けする。
●文:月刊自家用車編集部
クレーン車も出動した深夜の作業
産業プロモーションブースは、豊橋の産業をPRすることで、訪れる人たちにこの街の特徴を印象づけ、豊橋のファンを増やすことを目的としており、2013年4月から設置されている。
特に、三河港が輸入自動車が金額、台数とも29年連続日本一で、輸出自動車も名古屋港に次ぐ2位、日本屈指の自動車輸出入港であることをアピールしている。
車の入れ替え作業は10月25日(火)の深夜、東海道新幹線やJR東海道線など、豊橋駅に止まる最終列車を見送った後に行われた。
普段は新幹線やJR、名鉄を利用する人々でにぎわう駅構内もひっそりと静か。
約1.3トンある車両を載せる足場は、突然の風にも対応できるよう細部まで安全を確認しながら、しっかり組み立てて固定。
作業服に身を包んだ人たちが、始発までのわずかな時間で作業を行うため、テキパキと動きながら、大型のクレーンで車両を吊り上げていく。9メートルの高さまでクレーンで慎重に上げたところで、駅西側のガラス窓から搬入。
東西連絡通路にある展示用のガラスケースからは、1年間の役目を終えた展示車両が搬出され、クレーンで下ろされていった。
新しく展示する、フィアット初の電気自動車(EV)「フィアット 500e OPEN」をケースに入れて、設営完了。午前3時半、全ての作業を終えた。
披露セレモニーも実施!
披露セレモニーでは、豊橋市長、豊橋市議会副議長、豊橋駅駅長、豊橋商工会議所会頭、 Stellantisジャパン株式会社と富士フイルム和光純薬株式会社の関係者が出席。
ブースにかけられた白い布が取り払われると、幻想的なセレスティアル ブルーの「フィアット 500e OPEN」がお目見え。
浅井由崇市長は、輸入車の2台に1台以上が三河港で陸揚げされている現状などを紹介しながら、「市内外の皆さんに見ていただき、『豊橋、素晴らしいな』とファンになっていただく、そんなきっかけになればと思います」と挨拶した。
産業プロモーションブースは、輸入車を間近で見たり、豊橋が誇る技術について体験しながら楽しく知ることができる。縁あって豊橋を訪れる皆さんは、ぜひ豊橋の産業に触れてみてほしい。
出典:PRTIMES
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