BMWイタリアとアルカンターラ社が、一台限定の特別仕様車「BMW M4 Competition」を発表

メイド・イン・イタリーの最高品質を誇るマテリアルブランド「ALCANTARA®」とBMWイタリアが、11/23(水)ミラノのピエトロ・ヴェッリ通りにあるハウス・オブ・BMWにて、ALCANTARA®でカスタマイズした「BMW M4 Competition(BMW M4 コンペティション)」を発表した。

●文:月刊自家用車編集部

BMW「Mブランド」の50周年を記念した、特別な一台

ドイツの自動車メーカーBMWのMブランドの50周年を記念に、BMWイタリアとアルカンターラ社は協業し、1台限定の特別仕様車「BMW M4 Competition」(複合燃料消費量:10.1 -9.8 L/100 km、CO2排出量:230 – 223 g/km, WLTP、NEDCのデータ)を作製した。内装にデザイン、高性能、伝統的なイタリアン・スタイルへの敬意を込めたALCANTARA®を採用した。

BMW M3やBMW M4は、ミディアム・プレミアム・セグメントの中でも、高性能モデルとして世界中で愛されていたりとBMW M社の歴史の中で最も高い評価を得ている現世代のモデル・シリーズを基に製作され、最高出力375kW/510psの直列6気筒エンジン、Mツインパワー・ターボ・テクノロジー、高回転機能性などを兼ね備えています。

内装では、両社の歴史的な共同製作の記念とならびに、高いカスタマイズ性を活かしたボディカラーと同じイエローとブラックをシート、ヘッドライナー、ピラー、ドアパネルにALCANTARA®仕様で組み合わされ、コントラストカラーのステッチが施されている。

ヘッドレストには、M部門の50周年を記念して作られたMロゴとBMW 50Jahreのロゴが刺繍で施され、メイド・イン・イタリーとしてのクラフトマンシップの素晴らしさ、過去と未来を繋ぐ糸として表現。中央のシートにはケインズ・エフェクト、ドアパネルには織物などのディテールは、1972年の歴史的なBMW 3.0 CSLから着想を得ている。

また、このプロジェクトのテーマとして両社の本拠地もありながらライフスタイルとファッションの街、ミラノの街並みをサイドドアパネルにレーザー加工で再現している。

BMWイタリア、アルカンターラ 社長両名のコメント

BMWイタリアの社長兼CEO、Massimiliano Di Silvestre(マッシミリアーノ・ディ・シルヴェストレ)氏は今回の1台限定特別仕様の開発に際し、以下のようなコメントを述べている。

「2022年は、BMWのM部門にとってこれまで絶えずに最高性能のスポーツカーを提供してきて50周年を迎える特別な年です。これは、伝説となった車とイタリアのDNAがもたらした特別な歴史です。BMW M1 は、Giorgetto Giugiaro(ジョルジェット・ジウジアーロ)がデザインしたモデルで、卓越したイタリアン・デザインと最先端の持続可能なマテリアルを使用して祝うのにふさわしい上、1台限定特別仕様のBMW M4 Competitionを製作するというアルカンターラ社からの提案を引き受けることは、とても光栄なことでした。」

また、アルカンターラ社の社長兼CEOであるアンドレア・ボラーニョは、以下のようなコメントを述べている。

「両者に共通する価値観を再びお見せする機会を得ることができ、大変嬉しく思っています。Mシリーズのスポーティさと軽さを最大限に引き出しており、スポーティな乗り心地と耐摩耗性を兼ね備えたドライバーグリップでユニークな感覚的体験を約束します。」


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