
駐車場予約アプリ「akippa(あきっぱ)」を運営するakippa株式会社は、akippaを利用しているユーザーに「運転免許」に関するアンケート調査を実施した。
●文:月刊自家用車編集部
免許取得の実態は!?
自動車運転免許取得者数は減少傾向にあり、若者を中心に車離れが進んでいると言われている。一方でコロナウイルス感染症2019の影響により、免許取得に対する関心の高まりも見られた。外出自粛により移動手段としての車の需要が高まったことや、公共交通機関を避ける人々が自動車免許を取得することで、自身の移動手段を確保しようと考えていることが要因の一つとなっている。
多くの人が新生活を控える2月から3月は、運転免許教習所が最も混雑する時期と言われている。そこでakippaでは、運転免許の取得に関するアンケートを実施した。
※以下のアンケート結果データは全て「駐車場予約アプリakippa調べ」
調査主体:akippa株式会社
調査方法:アンケート調査
エリア:全国
有効回答数:14,262
対象:akippaユーザー
調査対象期間:2023年1月23日(金)〜2023年1月30日(木)
【調査結果まとめ】
・運転免許を初めて取得した時期は、10代、20代で95%以上を占める結果に。
・持っている免許の種類は「普通免許(MT)」が最も多く68.1%。
・運転免許を取得した理由は、約半数が「車がないと生活が不便だから」と回答。
それでは各項目をグラフで詳しく見ていこう。
運転免許を初めて取得したのはいつですか?
運転免許を初めて取得した時期について聞いたところ「10代(63.8%)」、「20代(31.9%)」で運転免許を取得した人が95%以上を占める結果となった。
男女別に見ると、男性の68.6%が10代で取得しているのに対し、女性は57.4%となっており、男性の方が若いうちに免許を取得する傾向となっている。
持っている運転免許の種類は何ですか?
持っている運転免許の種類について聞いたところ「普通免許(MT)(68.1%)」が他を大きく離して最も多い結果に。2位以下は「原付免許」「普通二輪免許」「普通免許(AT限定)」「中型免許」がいずれも20%程度という結果となった。
運転免許を取得した時期別に掘り下げて見ると、「普通免許(AT限定)」の免許保持者は、他の免許に比べ20代以降に初めて免許を取得している人の割合が多い。免許取得のタイミングが遅くなるとAT限定での取得を検討する人が増えるのだと推察される。
運転免許を取得した理由は何ですか?
運転免許を取得した理由を聞いたところ「車がないと生活が不便だから(45.7%)」が最も多い結果となった。一方で「車が好きだから(35.7%)」「運転への憧れ(32.2%)」など自ら好んで取得している人も一定数いることが判明した。また「その他(3.7%)」の中には、「親からの薦め」「18才になったら取得するものだと思っていた」など周囲の環境に影響されたという声や、「子供が生まれた」「家族の介護で必要になった」など家庭環境の変化により必要になったなどの回答も見受けられた。
本調査を実施した「akippa」とは
「akippa」は駐車場のシェアリングサービス。月極駐車場の未契約区画や、個人宅の車庫・空き地・商業施設など、空いている場所を時間貸し駐車場としてスマホから簡単に貸し出せる。ドライバーはWebまたはアプリから事前予約・事前決済して利用可能だ。スペースの貸出や会員登録は無料。全国に常時3万5,000件以上予約できる駐車場を確保しており、スポーツ観戦やイベント・通勤・帰省・旅行などさまざまな用途での車移動時に利用されている。これまでに30以上の自治体・スポーツチームと連携し、交通渋滞や駐車場不足などの困りごと解決に取り組んでいる。会員数は累計300万人(2023年2月時点、貸主は含まない)。
出典:PRTIMES
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