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ブザー音とメーターパネル内の出力制限灯の点灯で警告! 日産自動車、後付け急加速抑制アシストを7,400円で発売開始

日産は、低速走行時におけるアクセルペダルの踏み過ぎや、踏み間違いによる急なアクセル操作を検知し、加速を抑制する後付け装置「後付け急加速抑制アシスト」を、3月29日から発売を開始した。既販のEVおよびe-POWER車への装着が可能で、「ノート e-POWER」(E12)への適用を皮切りに、順次対象車種を拡大していく。

●文:月刊自家用車編集部

踏み間違いによる思わぬ事故を抑制

「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や、「踏み間違い衝突防止アシスト」、既販車向けには「後付け踏み間違い加速抑制アシスト」など、より安全な運転をサポートする技術として様々な衝突回避サポート技術を開発している。

今回発売する「後付け急加速抑制アシスト」は、障害物の有無に関わらず、車速が約30km/h以下での低速走行時に、アクセルペダルの踏み過ぎや、踏み間違いによる急なアクセル操作を検知し、加速を抑制する技術となっている。踏み間違いによる思わぬ事故の抑止や、被害軽減を目的として開発された。

また、加速を抑制すると同時に、ブザーの音*1とメーターパネル内の出力制限表示灯(カメのマーク)を点灯させることにより、自身の急なアクセル操作を認知させ、ブレーキ操作を促す効果も採用している。

日産は、日産車が関わる交通事故によって亡くなる人をゼロにすることを目指しており、今回、「後付け急加速抑制アシスト」の発売で、さらに多くのユーザーに安心・安全に運転していただけるようサポートし、交通事故の低減に取り組んでいく。

「後付け急加速抑制アシスト」機能概要

主な機能と作動条件*2

  • 車速が約30km/h以下の低速走行時に急なアクセル操作を検知し、モーターのトルクを減少することで加速を抑制
  • 同時に、ブザーの音とメーターパネル内の出力制限表示灯(カメのマーク)の点灯で、急なアクセル操作をドライバーにお知らせし、ブレーキ操作を促す

抑制機能が作動しない主なケース

  • 車線合流や車線変更等で約30km/h以下から加速が必要な場面でも、ウィンカーを出しているときは、抑制の機能は作動せず、普段通りに加速します。
  • 急な上り坂での発進時や加速時には抑制の機能は作動せず、普段通りに加速します。
  • ブレーキペダルを踏んでの停車状態からペダルを離し、約2 秒以内にアクセルペダルを踏んだ時は普段通りに加速します。

■ 価格:7,400円
価格は取り付け費用を含みます。なお、車種や仕様により、追加費用(部品代・取り付け費)が必要な場合があります。

*1 前進時のみ
*2 本システムはあくまで運転を支援する機能で、自動で停止する機能ではありません。踏み込み量によってはそのまま発進します。また、運転状況、車両状態および、ドライバーの操作状態によっては、システムが正しく作動できないことがあります。


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