現地時間の2023年4月4日、三菱自動車の欧州部門はコンパクトカー新型「コルト」を6月8日にワールドプレミアすることを発表した。ハイブリッドをはじめとする幅広いパワートレーンを搭載するとしている。「COLT」のロゴが入ったリヤビューのティザーカットが1点公開されている。
●文:月刊自家用車編集部
ベースモデルは最高出力49kWの1.0L3気筒ガソリンエンジンを搭載。2023年秋から欧州でデリバリー予定
日本においては2013年に生産を終了した三菱のコンパクトカー「コルト」。その後継車である「ミラージュ」も2022年末に生産終了となり、そのポジションもスズキ・ソリオのOEM車である「デリカD:2/デリカD:2カスタム」に譲っている。
今回、三菱自動車の欧州部門が6月8日のワールドプレミアを発表した新型「コルト」は、ブランニューモデルであり、一時撤退していた「三菱自動車を欧州Bセグメントに復帰させる」モデルとしている。
搭載されるパワートレーンは、最高出力49kWの1.0L直3エンジン(5速MT)と67kWの1.0L直3ターボエンジン(6速MT)に加え、1.6Lガソリンエンジンに2つの電気モーターと1.2kWhバッテリーを組み合わせ、マルチモード自動変速機と組み合わせたハイブリッドとアナウンスされている。この1.6Lハイブリッドはシステム出力105kW。
新型「コルト」はルノー、日産、三菱のアラインアンスによるCMF-Bプラットフォームをベースとしており、より安全で快適なドライブを実現するため最新のパッシブセーフティシステムとアクティブセーフティシステムを搭載するという。
新型「コルト」はトルコのブルサで生産され、2023年秋から発売される予定となっている。
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