
完全自動運転車両の開発・販売に取り組むTuring株式会社は、全国の20~60代の男女200名を対象に、「GWのお出かけに関する調査」を実施した。
●文:月刊自家用車編集部
今年のGWは半数以上がお出かけ予定
GWのお出かけ予定について尋ねたところ、今年何かしらのお出かけをする予定の人が56.5%で、昨年のGWにお出かけをした人の45.5%から11ポイント増えた。全体の傾向としては去年と比べて大きな変化がなく、新型コロナウイルスの規制が緩和されたことでの影響はあまりないことが読みとれた(n=200)。
約9割が「車」で移動すると回答
今年のGWに出かける予定の人に、お出かけの移動手段について尋ねたところ、「車」が85.5%と最も多く、次いで「新幹線」が21.4%という結果に。こちらも去年と比べて大きな変化はなく、新幹線や電車などと比べ、車で移動する人が多いことがわかった(n=113)。
車を移動手段に選ぶ理由
移動手段に車を選んだ人に理由を尋ねたところ、「運転が好きだから」が54.8%と最も多く、次いで「車でいろいろな場所をまわる予定だから」が51.0%、「ラクだから」が47.2%と続いた(n=104)。
車移動で心配なこと
<長時間運転のエピソード/一部抜粋>
30代男性:高速で長時間走っている時に、眠くなって車線逸脱機能が度々鳴りながら走って怖かった。
40代女性:長距離運転だと疲れるので、運転できる人数を確保して交代で運転している。
50代男性:渋滞を避けるため夜中に出発したり目的地に早朝に着くようにしている。
60代男性:高速道路から一般道に入ると、速度感覚が狂い、急ブレーキを掛けてしまう。
20代女性:足がむくんでペダルを踏む感覚が無くなった。
30代男性:高速道路を走る時に煽られたりしないか不安になる時がある。
GWの車移動で心配なことを尋ねたところ、「渋滞」が71.0%で最も多く、「運転の疲れ」が40.0%、「交通事故」が36.5%と続いた(n=200)。
自動運転は車移動の心配ごとを解消してくれる?
自動運転は車移動の心配ごとを解消してくれると思うか尋ねたところ、「とても解消する」「やや解消する」が合わせて63.5%と、6割以上が自動運転は心配ごと解消に繋がると思っていることがわかった(n=200)。
自動運転で解消すると思うこと
自動運転によってどんな心配ごとが最も解消すると思うか尋ねたところ、「運転の疲れ」が48.0%で最も多く、「交通事故」が27.6%、「渋滞」が18.9%と続いた(n=127)。
また、年代別で見てみると、60代の59.3%が「交通事故」が解消すると回答しており、60代の6割以上が運転に不安があり交通事故が解消されることに期待していることが読みとれた。
【調査概要】
調査名称:GWのお出かけに関する調査
調査機関:Freeasy
調査対象:全国の20~60代の男女
調査方法: Webアンケート
調査日:2023年4月18日
有効回答数:200
※各回答項目の割合(%)は、端数処理の関係上、合計が100%にならない場合があります。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
洗ってもツヤが戻らない理由は「見えない鉄粉」にあった どんなに高性能なカーシャンプーやコーティング剤を使っても、ボディ表面のザラつきが消えないときは鉄粉汚れが原因の可能性が高い。走行中のブレーキングで[…]
走行中の制限を解除することでいつでもTV画面を表示可能に 最新の純正AVシステムやディスプレイオーディオは高機能だが、安全上の理由から走行中はテレビ表示やナビ操作が制限されてしまう。せっかくの高機能モ[…]
給油の際に気付いた、フタにある突起… マイカーのことなら、全て知っているつもりでいても、実は、見落としている機能というもの、意外と存在する。知っていればちょっと便利な機能を紹介しよう。 消防法の規制緩[…]
ピラーに装着されたエンブレムやバッジの謎とは? 今のクルマはキャビン後部のCピラーには何も付けていない車両が多く、その部分はボディの一部としてプレーンな面を見せて、目線に近い高さのデザインの見せ場とな[…]
家族のミニバンが、週末には旅の相棒になる 「DAYs」はノア/ヴォクシーをベースにしたミニバン型キャンピングカー。普段は家族の送迎や買い物など日常の足として活躍し、休日になればそのままキャンプや車中泊[…]
最新の投稿記事(全体)
フロントエンジン車の課題克服 この「Mコンセプト」が生まれた背景には、ベースとなったGRヤリスをはじめとするフロントエンジン車が抱える、サーキット走行における構造的な課題がある。 GRヤリスのような車[…]
最新改良で、使い勝手や安心機能がアップデート トヨタ最小ミニバンとして、誰もが安心して快適に過ごせる”やさしいクルマ“を基本的価値として進化してきたシエンタ。 今回も日常での使い勝手や安心機能がきめ細[…]
進化したデザインと快適性、“やさしさ”で磨かれた走り 西暦2011年。ハイブリッドカーがまだ高価だった時代に、手の届く価格で登場した初代アクアは、低燃費世界一を実現し“身近なエコカー”という新しい価値[…]
走行中の制限を解除することでいつでもTV画面を表示可能に 最新の純正AVシステムやディスプレイオーディオは高機能だが、安全上の理由から走行中はテレビ表示やナビ操作が制限されてしまう。せっかくの高機能モ[…]
ピラーに装着されたエンブレムやバッジの謎とは? 今のクルマはキャビン後部のCピラーには何も付けていない車両が多く、その部分はボディの一部としてプレーンな面を見せて、目線に近い高さのデザインの見せ場とな[…]
- 1
- 2














