
軽キャンパーはキャンプ、車中泊、ワーケーション、災害対策と様々なシーンで活躍。細い道もスイスイ走れる、手軽に楽しめるキャンピングカーとして大人気だ。数え切れないほどのモデルが出回り、選ぶ方は迷いに迷う。人それぞれ好みは異なるが、広い車内に年間通して快適に車中泊できる装備は選択基準の基本中の基本。しかも価格が抑えめなら…軽キャンパーの模範生のような1台を紹介しよう。
●文:月刊自家用車編集部
夏に強く、冬に優しい! 快適環境を作り出す設備がフル標準装備
今回紹介する軽キャンパーは、福岡県柳川市でキャンピングカーの製作や販売をしているカーショップ スリーセブンのアトレー パーム。同車の2代目となるモデルだ。東京キャンピングカーショー2025で展示されていた車両の価格は388万4500円(消費税込•諸費用別途)。
この価格を念頭に車内の装備を見ていこう。
ベース車はダイハツ アトレーRS。運転支援機能や安全性能が充実し、目的地までの道中も快適だ。
軽キャンパーの広さでもっとも気になるのがベッド展開時の就寝スペース。パームのベッドは、リアフロアにフルフラットで展開すると全長1900mm。幅はシェルフがあって狭くなる部分でも900mmあり、就寝定員2名を実現している。
マットは4分割式で、マットのカラーを選ぶこともできる。
ベッドは後部座席を収納し、フレームを組み立てボードを置けば簡単に展開できる。リヤ側のボードは跳ね上げ式で、テーブルを出せばくつろぎのスペースがうまれ、移動時はカーゴスペースが無駄なく活用できる。
車内はシックなデザインでまとめられ、家具類のカラーは7色から選択可能。リヤ側には左右に上部収納棚があり、車中泊中に使う小物の置き場にも困らない。
上部のラックは左右に装備。収納スペースが豊富で使い勝手も良い。
車内は断熱加工済みで、天井にも断熱加工を施工。真夏の強い日差しの下でも熱が伝わりにくく、暑さ寒さに強い快適な車内環境づくりを支えている。
天井の照明はすべてLEDライトでリモコンで操作できるため就寝時も便利だ。
天井断熱も標準装備。夏に強く、冬に優しい車内環境をサポートする。
車中泊を快適にする電化架装も充実! 車旅ビギナーも安心して過ごせる!
車内をのぞくと車両用12Vクーラーに目が留まり、その下の収納スペースにはポーターブルバッテリー。集中スイッチパネルのパイロットランプが点り、電化の充実ぶりをうかがわせる。
リヤの左右にある上部収納棚のフロント側にはサテライトスピーカーがあり、車中泊で臨場感のある質の高い音を楽しむこともできる。
これらの電化車中泊対応の装備をオプションでつけると通常は車両価格が跳ね上がるがパームは標準装備で搭載。走行充電、外部電源入力システムも標準装備で、車両本体価格は348万円(税込)。
冒頭で記した展示車の価格は388万4500円(税込•諸費用別途)で、オプションをつけなければ、ここまで価格が抑えられる。車旅にエントリーしやすい価格帯で車中泊入門者でも快適に過ごすことができそうだ。
車載クーラーにポタ電など車中泊を快適にする標準装備が充実!
手軽に乗れる高規格軽キャンパー! 初めてのキャンピングカーにも最適な1台だ
広々としたベッドに、荷物がたくさん積めて、車中泊を快適にする装備が充実。パームは基本性能の高い高規格軽キャンパーでありながら価格は抑えめ。初めてキャンピングカーを買う人や、車旅入門者にもぴったりの1台といえそうだ。
乗車定員は4名なので日常の足としても使え、災害時はプライベートが保たれた避難所といった使い道も広がるが、なにより快適な車旅が手軽に楽しめるのがパームの一番の魅力。軽キャンパー購入を検討中の方に有力な候補として名乗り出る1台となりそうだ。
荷物の収納力があるので車中泊キャンプも問題なし。市販のカーサイドタープも良く似合う。
主要装備(標準装備※アトレーRS純正は除く)
- 家具カラー(7色)
- 走行充電
- 外部電源入力システム
- サテライトスピーカー
- 全面カーテン
- 専用マット(カラー選択可能)
- ポータブルバッテリー
- DCクーラー
展示車に装備されているオプション
- ストラーダF1X10BG 27万8000円
- ブリーツカーテン 11万円
- ETC 1万6500円 ※価格はすべて税込
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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