
千葉県幕張メッセで2月5日(月)まで開催されている「ジャパンキャンピングカーショー2024」はキャンピングカーを制作するビルダーだけでなくカーAVメーカーも出展。AV一体型ナビ「ストラーダ」でおなじみ、パナソニックのブースを紹介しよう。
●文/写真:浜先秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部
最上級となる「F1X PREMIUM10 CN-F1X10BGD」からスタンダードの「CN-HE02WD」までデモ機をずらりと用意
ブースではストラーダとキャンピングカーの相性の良さをアピール。
メインの展示ではキャンプへのドライブにも最適というストラーダの特徴を解説。実用性に優れたわかりやすいルートガイドや業界トップレベルの美しい映像と豊富なエンタメソースについて理解を深められる。
4モデルのストラーダを自由に使い比べられるデモボード。
また、ストラーダの各モデルを使い比べられるよう最上級となる「F1X PREMIUM10 CN-F1X10BGD」からスタンダードの「CN-HE02WD」までデモ機をずらりと用意。画面の見やすさや操作レスポンスなど、実機でないとわからない性能をしっかりチェックできるのは嬉しい。バックカメラやドライブレコーダー、ETC2.0車載器などストラーダと組み合わせて使いたいオプションユニットについても実機を見られる。
パナソニックの車載製品といえばカーナビのイメージが非常に強いが、じつはバッテリーの「カオス」も人気のブランド。最新車種の要求に合わせて進化を続けており、こちらは最新モデルのモックアップ品を展示。
参考出品となるポータブル電子レンジ。現在は考案中とのことだ。
そしてブースの端に展示されていたのが参考出品となる「ポータブル電子レンジ」で、キャンピングカーに載せて活用したいモデル。「レンジA」と「レンジB」の2台はどちらも家庭用電源(AC100V)、車載用電源(DC12V)のどちらでも使え、コンビニで販売されている小さめのお弁当やどんぶりが1個入る程度の容量を持つ。形状や出力の異なる2台で、来場者は気に入ったほうに投票ができるようになっていた。かなり製品に近い完成度のモックアップだが、現在のところ製品化の予定は決まっていないという。とはいえここで得られた意見が今後の開発に反映される可能製性はある。
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