
横浜ゴムは、ドイツのMercedes-AMGカスタマーレーシングチーム「Haupt Racing Team(ハウプト・レーシング・チーム=HRT)」とパートナーシップ契約を締結したことを発表した。ニュルブルクリンク24時間レース(以下、ニュル24時間)およびニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)での勝利を目指し、横浜ゴムよりHRTチームから参戦する1台の「Mercedes-AMG GT3」に「ADVAN」レーシングタイヤが供給される。
●まとめ:月刊自家用車編集部
ニュルブルクリンク耐久シリーズで、圧倒的な強さを誇る横浜ゴム陣営に、有力チームが仲間入り
横浜ゴムは、世界有数のタイヤメーカーがしのぎを削ることで知られるニュル24時間に参戦するチームを長年に渡ってサポートしており、ヨコハマタイヤ装着車は、これまでに3度の総合優勝を果たしている。
昨年のニュルブルクリンク耐久シリーズでは、ヨコハマタイヤ装着車が全9戦中5戦で総合優勝を獲得するなど、圧倒的な強さを示し、NLS Speed Trophy部門およびNIMEX Team Trophy部門の最高峰であるSP9 Proクラスでの年間チャンピオンを獲得している。
HRTはドイツツーリングカー選手権の活躍に加えて、NLS、the Fanatec GT World Challenge Europe、ニュル24時間などでも優れた成績を修めている。一部のレースではMercedes-AMGのサポートを受けるなど、2023年はHRTにとって最も成功した年とアナウンスしている。
今回、横浜ゴムがパートナーシップ契約を締結したHRTは、2020年7月にレーシングドライバー「Hubert Haupt」が立ち上げたレーシングチーム。レース活動開始からわずか2シーズン目に、ドイツツーリングカー選手権(以下、DTM)シリーズでドライバーズチャンピオンを獲得するなど、欧州レースシーンで大きな注目を集めている存在だ。
今回、新進気鋭の有力チームに「ADVAN」レーシングタイヤを供給することで、モータースポーツ活動の強化が図られる格好だ。
■参戦スケジュール予定
2024年4月6日(土)~7日(日):ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)第1戦、第2戦
2024年4月13日(土)~14日(日):ニュルブルクリンク24時間レース 予選レース(2レース)
2024年5月30日(木)~6月2日(日):ニュルブルクリンク24時間レース 決勝
チーム:Haupt Racing Team(ハウプト・レーシング・チーム)
車両:Mercedes-AMG GT3
タイヤ:
ADVAN A005(ドライ用) サイズ:フロント300/680R18 リア330/710R18
ADVAN A006(ウェット用) サイズ:フロント300/680R18 リア320/710R18
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
全方位型のツインタイプの小型ファン 先日、ヘッドレストに装着するタイプの扇風機を愛車に導入したのだが、ファンとしてはオーソドックスな丸型タイプの扇風機も使う機会があったので、便利そうな2種を紹介してい[…]
前席は快適でも、後席は意外と暑くて不快な場合も… まだまだ強い日差しが照りつけるこの季節、車内の冷房の稼働は必須と言える。クルマに乗り込んで、涼しい風に当たって「はぁ〜涼しい…」と、ひと息ついていると[…]
2人旅に特化したゆとりある空間 TR540S Joinの魅力は、まず「2人旅に特化」と割り切った設計にある。就寝人数を2名(乗車人数は5名)に絞ったことで、車内レイアウトに余裕を生み出し、広々としたダ[…]
普段はコンパクトに収納、車に常備しておくのもアリ! 乗り物に関するグッズを多数展開するブランド「CAMSOP(キャムショップ)」が、人気のジムニーをモチーフにした便利なアイテムをリリースしたので紹介し[…]
乗用ミニバンの優れた居住性と走行性に車中泊のための快適機能をプラス メティオのラクネルシリーズはバンコンから軽キャンパーまで様々なタイプの人気モデルがそろうが、今回紹介するラクネル ステイ•スイートは[…]
最新の投稿記事(全体)
多目的次世代アリーナを10月3日に開業 開業記念式典には、小池百合子東京都知事やBリーグの島田慎二代表理事CEOなど多数の来賓が出席。トヨタ自動車の豊田章男会長は、アリーナへの思いを語るとともに、室伏[…]
多様なモビリティサービスに対応可能なバッテリーEV。価格は2900万円から 「e-Palette(イーパレット)」は、人々の生活と社会を豊かにする新たな移動体験を創出する、未来志向のプラットフォームと[…]
初期モデル 高嶺の花だったマイカーという夢を、現実のものにした立役者 今では日本人にとって欠かせない足となっている軽自動車の規格は、1955(昭和30)年に全長3m、全幅1.3m、排気量0.36L以内[…]
オートサロン2025で披露された注目バージョンが市販化 2020年に発売が始まったGRヤリスは、走りに直結するさまざまな改良を頻繁に行うことでも有名なモデル。それだけメーカーのこだわりが強いことをユー[…]
BYD初のステーションワゴン 世界初公開された、新型ハイブリッド車「BYD SEAL 6 DM-i TOURING」は、BYD初のステーションワゴンであり、同社が独自に開発したプラグインハイブリッド車[…]
- 1
- 2