日本全国の各都道府県には、それぞれの地域の地名が入ったナンバープレートが存在する。そこで、日本では一体いくつの地名が、ナンバープレートで使用されているのか? 地方別で調べてみた。
●文:月刊自家用車編集部
ナンバープレートに使用されている地名を地方別に調査!
公道を走行するクルマには、原則、ナンバープレートが装着されている。そのナンバープレートの番号の上に、地名が入っていることは周知の事実。自分のクルマには、どこそこの地名が入ったナンバープレートを付けたい!という、ナンバープレートの地名にこだわりのある人もいるだろう。
では、ナンバープレートに記載される地名は、各地にどれだけのバリエーションがあるのか? 北は北海道から、南は九州・沖縄地方まで、それぞれの地域で採用される地名を調査。結果は以下の通りだ。
北海道・東北地方
北海道・東北地方は、全部で25の地名がナンバープレートに使用されている。1つ目のひらがなナンバー「いわき」が登場。
関東地方
関東地方は、人口の多さに比例して、全部で40もの地名がナンバープレートに使用されている。東京と千葉は、それぞれ10もの地名がナンバープレートに採用されており、他の地域と比較しても最多となっている。そして2つ目、3つ目のひらがなナンバー「つくば」「とちぎ」が登場。
中部地方
中部地方は、愛知県が最多で8つの地名がナンバープレートに使用されている。全体で見ると、27の地名がナンバープレートに採用されている。ここで注目なのは「富士山」という地名が静岡県と山梨県から付与されるという点。
近畿地方
近畿地方では、15の地名がナンバープレートに採用されている。ちなみに、本記事のタイトルにもあるゲジゲジナンバーとは、滋賀ナンバーの愛称で、滋の字の一部がゲジゲジに見えることから、そう呼ぶ人もいる。4つ目のひらがなナンバー「なにわ」が登場。
中国・四国地方
中国・四国地方の8県では、合計で14の地名がナンバープレートに採用されている。
九州・沖縄地方
九州・沖縄地方の8県では、合計13の地名がナンバープレートに採用される。この地方で一番多いのはやはり福岡県で、4つの地名のナンバープレートが存在する。
いかがだっただろうか? 各地方で、バリエーション豊富な地名が存在することがおわかりいただけただろう。このような豆知識が満載の書籍「すごいクルマ事典」が、内外出版社からリリースされる。本記事は同書の一部を抜粋して制作されている。クルマのあれこれをもっと知りたいという方は、是非ともチェックしてみてほしい。
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