何とかしたい、車内の「ブラックホール」えっ 知らないの?超簡単な対策を紹介。「おまけに収納が増えて車の中がスッキリ!」

クルマの運転席まわりには、スマホや駐車券、家の鍵など、気づけばどこかへ消えてしまう“ブラックホール”が存在する。シート横のすき間に吸い込まれたスマホを必死に探した経験を持つ人は多いはずだ。そんな日常のイライラを解消するのが、EXEAの「USBスキマポケット」だ。すき間を埋めながらスマホの収納と充電までこなすこのアイテムは、車内の使い勝手を想像以上に底上げしてくれる。運転中のストレスが静かに消えていく“あると手放せない”一品だ。
●文:月刊自家用車編集部
「USBスキマポケット」は、小物が消える問題”を本気で解決するアイテム
クルマの運転席まわりには、スマートフォンや駐車券、硬貨やリップクリームなどの細かなアイテムがあふれている。必要なときに限って見つからない。センターコンソール脇の“すき間”に落ちていったスマホを手探りで探す、そんな経験を持つ人は多いはずだ。車内には、意図せず「ブラックホール」のように物が消えるゾーンが存在している。そこを埋めてしまえば、運転中のストレスは驚くほど減る。
滑って落とした小銭やお菓子などを吸い込む、シートの隙間。
その発想を具現化したのが、カー用品ブランド EXEA が展開する「USBスキマポケット」だ。名前の通り、シート横やセンターコンソール脇のすき間を埋めながら、スマートフォンの収納ポケットとしても使えるアイテムである。しかも単なる“ポケット”に収まらず、USB電源を備えることで、スマホを置いたまま充電までできてしまう。このシンプルな構造が、思いのほか日常の使い勝手を変えてくれる。
運転席まわりに自然に馴染むデザインと取り付け構造
「USBスキマポケット」手に取ると、まずその薄さと形状に感心する。すき間に差し込むためのフレームは、車内の内装と干渉しない絶妙な厚みに設計されており、多くの車種に対応することを意識した造りだ。差し込み幅が大きすぎれば乗り降りの邪魔になり、狭すぎればポケットとしての保持力が不足する。EH-193はそのバランスを高度に保っている。
パッケージには具体的な商品解説写真が掲載されいてる。
素材はマットなブラックで、最近の車内に多いダークトーンの内装に自然に溶け込む。主張しすぎず、存在感も薄すぎない。純正オプションかと思うようなフィット感が得られる点も特徴だ。とくにセンターコンソールとシートの間はデッドスペースになりがちだが、「USBスキマポケット」を差し込むとまるで本来そこに備わっていた設備のように見える。
取り付けは差し込むだけで完了する。工具不要で誰でも扱えるため、カー用品に不慣れな人でも導入しやすい。固定力は強すぎず弱すぎず、適度なホールド感を持ち、走行中にぐらつくこともない。頻繁に乗り降りしても邪魔に感じない点は、毎日クルマを使うユーザーにとって大きなメリットだ。
本皮調の表面にホワイトのステッチがアクセントになっている製品本体。
手に持てば、なんとなくサイズ感がわかってもらえるだろうか?
スマホ置き場と充電が一体化する利便性
「USBスキマポケット」の最大の魅力は、スマートフォンを立てたまま充電できる機能にある。USBポートを備えているため、電源ケーブルを差し込むだけで充電環境が完成する。ポケット内部にスマホを差し込むと自然に安定し、適度な角度で保持されるので、通知の確認もしやすい。運転中の視線移動を最小限にとどめられる点も安全性に寄与している。
本体と付属品を並べた状態。
スマホの置き場所は決めているつもりでも、実際にはドリンクホルダーに入れたり、シート上に置いたりとバラバラになりがちだ。「USBスキマポケット」を取り付けた瞬間から、その迷子問題が消える。スマホを置く位置が明確に定まることで、車内の整理整頓が自然と進む。小物収納としても優秀で、駐車券やカードキー、薄型のケース程度なら一緒に収納しても問題ない。
3サイズのスペーサーが付属しているので、隙間の幅に応じてセットできる。
USBポートは1口タイプだが、スマホ1台を確実に充電するには十分な仕様だ。車内の電源を増設したいが、大がかりな配線作業は避けたいという人にとって、ちょうどいい位置に“必要な電源が1つ生まれる”という安心感がある。
運転席だけでなく助手席まわりでも活躍する
「USBスキマポケット」は運転席側だけでなく、助手席側に取り付ける使い方も意外と便利だ。助手席に座る人がスマホを充電しながら置くスペースとして機能し、車内の共有設備としてちょうどいい。最近は家族旅行でもスマホやタブレットを複数使うため、電源と置き場所の確保は必須になりつつある。
LEDライトが点灯するので、夜間でも収納したものを探しやすい。ちょうどいい明るさなので、運転の邪魔にならなさそうだ。
また、運転席に取り付けた場合でも、スマホ以外の小物置きとして活用できるため、ミニバンやSUVの広めのキャビンでも十分な効果を感じられる。車内全体の“収納効率を底上げする小さなアップデート”として、「USBスキマポケット」は非常に優秀だ。
“ブラックホール対策”としての価値は想像以上
実際に使って感じるのは、「すき間を埋める」ただそれだけで運転中の快適度が想像以上に変わることだ。スマホを落とした瞬間の焦りや、走行中のカタカタ音の原因になる小物の迷子を防ぐだけでも、精神的なストレスが軽減される。シンプルな構造ながら、日常の不便を丁寧に拾い上げたアイデア商品と言える。
USBポートが2つあるのでスマホなどの充電に便利だ。
市販のすき間埋めアイテムは数多く存在するが、「USBスキマポケット」は「収納」「落下防止」「充電」という三つの要素が自然に融合している。これが車内での使用体験をワンランク上げてくれる理由だ。
車内環境は“ちょっと足すだけ”で劇的に変わる
車内の不満は、大きな設備や機能を追加しなければ解決しないと思いがちだ。しかし実際には、「USBスキマポケット」のような小さなパーツを加えるだけでも、毎日の使い勝手は驚くほど向上する。スマホの迷子を防ぎ、収納を増やし、電源まで確保できる。そんな“痒いところに手が届く”カー用品は、ありそうでなかなか出会えない。
隙間が深い場合は、付属のボードで高さを調節できる。
運転席まわりの混乱を解消したい、スマホの置き場所問題に終止符を打ちたい、そんな人にとって EXEA「USBスキマポケット」は確かな選択肢になるはずだ。車内環境は細部の改善で大きく変わる。その実感を得たい人にこそ試してほしいアイテムだ。
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