
ポルシェAGの100%出資子会社として1995年11月17日に設立され、2025年11月17日で30周年を迎えるポルシェジャパン。近年は単なる自動車インポーターとしての役割を超え、日本国内の幅広い領域で大きな貢献を果たしていることをご存知だろうか?今回はそんなポルシェジャパンの知られざる活動の一部を紹介したい。
●文:月刊自家用車編集部
30周年の節目に誓う「日本社会に根ざした活動」が評価
ポルシェジャパンは、日本におけるポルシェ車の総輸入元として営業を開始して以来、正規販売ネットワークの充実とともに着実に成長を続け、2024年には過去最高となる9292台の新規登録台数を記録。
国内のポルシェ愛好家に向けたプロモーションも積極的に展開しており、今年で25周年を迎える日本国内で最も長く続くワンメイクレース「ポルシェカレラカップジャパン」や、2021年10月に千葉県木更津市に開設したポルシェ・エクスペリエンスセンター東京(PEC東京)」でのサービス体験など、これまでの30年で、ポルシェへの尽きることのない「走る歓び」を分かち合う活動は高く評価されている。
「ポルシェカレラカップジャパン」は、日本国内で最も長く継続して開催されているワンメイクレースとしても有名。2009年からはスカラシッププログラムを実施しており、これまでも多くのプロドライバーを輩出している。
そんな精力的な動きが際立っているポルシェジャパンだが、近年はクルマ分野とは異なるフィールドにおいても、積極的な活動を行っている。
ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京の所在地の木更津市で、市内の小・中学校へ有機栽培米を提供する「学校給食提供に向けた有機米プロジェクト」で食育と地域農業を支援したり、2月に開催される東京マラソンにおいては、2024年よりオフィシャルパートナーとして電動モデル車両を提供、さらに東京大学先端科学技術研究センターと共同で、中高生約10名を選抜し、課題解決力を実践的に学ぶ「LEARN with Porsche(ラーン ウィズ ポルシェ)」を2021年より展開するなど、次世代の育成にも力を注いでいる。
木更津市で収穫した有機栽培米を市内の小・中学校へ提供する「学校給食提供に向けた有機米プロジェクト」では食育と地域農業の支援に取り組んでいる。11月14日に木更津市八幡台小学校で開催された給食試食会では、社長のイモー・ブッシュマン氏が招かれ、御礼としてポルシェの最新フル電動モデルであるタイカンとマカンを校庭で披露したという。
これらの多岐にわたる社会貢献活動が評価され、ポルシェジャパンは創立30周年という記念すべき2025年に、自動車インポーターとして史上初となる紺綬褒章受章という最高の栄誉が与えられている。
ポルシェジャパンの代表取締役社長を務めるイモー・ブッシュマン氏は、
「ポルシェジャパンの30年という節目を迎えるにあたり、これまでブランドを支えてくださったオーナーの皆様、全国の正規販売店の皆様、地域社会の皆様、従業員、そしてポルシェを愛するすべての皆様に心より感謝申し上げます。お客様がポルシェに注いでくださる情熱と愛情は、私たちに日々インスピレーションを与えてくれます。そのエネルギーこそが、私たちを前へと導く力です。販売店の皆さん、そしてポルシェジャパンのチームとともに、この共有する情熱をさらに大きな力へと育み、パフォーマンスにこだわり、これからも共に歩んでいきたいと思います。」と延べ、今後も「日本社会に根ざした活動」を継続し、モビリティ社会と自動車文化の発展に寄与することを目指すことを表明している。
イモー・ブッシュマン氏(55歳)は独ハンブルク大学を卒業後、1998年にアウディへ入社。アウディ ジャパンのマーケティング部門を経て、フォルクスワーゲン本社でアジア戦略を担当し、アウディ マレーシアのトップや上海フォルクスワーゲンのセールス責任者など、アジア各地で要職を歴任してきた人物だ。2024年からフォルクスワーゲンブランドディレクターとして日本市場を指揮し、2025年8月1日付でポルシェジャパンの代表取締役社長に就任した。
東京マラソンオフィシャルカーとして活躍するフル電動「タイカン」。
「ポルシェ・エクスペリエンスセンター東京」に繋がる市道「ポルシェ通り」へのネーミングライツ契約を通じて、地域経済の活性化と住民との“走る歓び”の共有に貢献。延伸された「ポルシェ通り」標識の前で 木更津市長の渡辺芳邦氏(左)、袖ケ浦市長の粕谷智浩氏(右)。
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