
本記事では、月刊自家用車2026年9月号の「最新ミニバン値引き情報」をもとに、2026年9月時点のエルグランド、オデッセイ、デリカD:5の最新値引き相場と購入攻略法を紹介します。
今回取り上げる3車種は、それぞれ購入時の注意点が大きく異なります。エルグランドはフルモデルチェンジ直後で値引きが渋い一方、オデッセイは終売が予定されており、購入を考えているなら早めの決断が必要。デリカD:5は全国的に受注を停止しており、現状では「買いたくても買えない」状況となっています。
そこで、それぞれの車両本体値引きの目標額、付属品を含めた値引き総額の目安、リセール予想、納期を整理。さらに、ライバル車との競合や販売店同士の競争など、できるだけ有利な条件で購入するための攻略法を解説します。
●文:月刊自家用車編集部(松本隆一)
ミニバン値引き情報の見方
◎車両本体目標
車両本体価格からここまで取れれば成功という額。付属品からの値引きは含まない。
◎リセール予想
次に買い替えるときの下取り査定額。2~3年後の評価をA~Eの5段階で評価。さらに+と-を付けて微妙な違いも表している。
A:すこぶる割高な下取りが期待できる
B:かなり強さを発揮してくれるはず
C:ごく普通。可もなく不可もなし
D:う~ん、ちょっと厳しいという感じ
E:正直なところ、乗りつぶすつもりで
◎納期
独自取材やメーカー公式WEBサイトで得た情報から導き出した、契約から納車までの期間。
【2026年9月最新】エルグランド・オデッセイ・デリカD:5の値引き相場・納期一覧
| 車種 | 車両本体価格 | 値引き目標 | リセール予想 | 納期 |
|---|---|---|---|---|
| 日産 エルグランド | 689万7000円~757万9000円 | 15万円 | A- | 5~6か月 |
| ホンダ オデッセイ | 508万6400円~545万500円 | 38万円 | B- | 1~3か月 |
| 三菱 デリカD:5 | 451万円~494万4500円 | - | C+ | - |
日産 エルグランド
約16年ぶりとなる待望の全面刷新を果たし、堂々の進化を遂げた日産のフラッグシップミニバンだ。最大の進化は、日産独自の電動化技術である第3世代「e-POWER」と、進化した電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」の全車標準搭載。電気モーターならではの力強くスムーズな加速性能に加え、揺れを抑えた極上の乗り心地と高いコーナリング安定性を両立させている。
エルグランドの最新値引き相場
- 車両本体目標:15万円
- リセール予想:A-
- 納期:5~6か月
いますぐ契約すれば年内の納車が間に合う可能性あり。ただしリセール価値を優先するなら来年登録をお勧めする。値引きは渋い。現状では車両本体と付属品の値引き合計が20万円前後になったら大成功。アルファード/ヴェルファイアとの競合を。経営の違う日産同士の争いも有効。
●価格帯:689万7000~757万9000円
●登場年月(最新改良):’26年7月(-/-)
ホンダ オデッセイ
ホンダの上質な走りと低床・超低重心によるユーティリティを兼ね備えた上級ミニバン。最大の特徴は、一般的なミニバンのような高背スタイルとは一線を画すロー&ワイドなスタイリングと洗練された走りだ。独自の低床プラットフォームを採用することで、ミニバンを感じさせない高い操縦安定性と、乗降性の良さ、そして広々とした室内空間を両立している。
オデッセイの最新値引き相場
- 車両本体目標:38万円
- リセール予想:B-
- 納期:1~3か月
終売となる予定。購入を考えているなら早めに決断を。2026年度末まで生産されるが、秋には受注停止となる可能性も。トヨタや日産のミニバンをぶつけていくのもいいが、決め手は経営の違うホンダの同士討ち。付属品の値引きを含めて40万円前後が取れたら特上。
●価格帯:508万6400~545万500円
●登場年月(最新改良):’23年12月(’25/11)
三菱 デリカD:5の値引き相場
三菱が誇る唯一無二のオールラウンドミニバン。最大の特徴は、一般的なミニバンの常識を覆す高い悪路走破性だ。SUV並みの最低地上高と、三菱伝統の電子制御4WDシステムを搭載し、雪道やキャンプ場の未舗装道路でも圧倒的な安心感を提供する。
デリカD:5の最新値引き相場
- 車両本体目標:-
- リセール予想:C+
- 納期:-
全国的に受注を停止中。在庫車は残っていないので「買いたくても買えない」状況となっている。販売店によれば「現行モデルの生産分が受注で埋まったため、やむなくストップした。再開は年末になりそう」とのこと。いまから予約を入れておくことをお勧めする。
●価格帯:451万~494万4500円
●登場年月(最新改良):’07年1月(’25/12)
3車種の値引き攻略ポイント
今回取り上げた3車種は、値引き交渉の考え方もそれぞれ異なる。
エルグランドは新型車ということもあり、値引きは渋め。アルファード/ヴェルファイアとの競合に加えて、経営の異なる日産販売店同士を競わせることが攻略のポイントになる。
オデッセイは終売予定という事情があるため、値引き額だけでなく「いつまで買えるか」を意識したい。車両本体38万円、付属品を含めて40万円前後まで取れれば、かなり良い条件といえる。
一方、デリカD:5は現在受注停止中。値引き交渉以前に、そもそも注文できる状態ではない。購入を希望する場合は、販売店に今後の受注再開時期を確認し、予約について相談しておくのが得策だ。
まとめ
2026年9月時点では、エルグランド、オデッセイ、デリカD:5はいずれも購入時期を慎重に見極めたいミニバンとなっている。
エルグランドは車両本体15万円が値引き目標。車両本体と付属品を合わせて20万円前後まで引き出せれば大成功だ。アルファード/ヴェルファイアとの競合に加え、経営の異なる日産販売店同士を競わせることが有効となる。
オデッセイは車両本体38万円が値引き目標で、付属品を含めて40万円前後が取れれば特上クラス。ただし終売予定で、秋には受注停止となる可能性もあるため、購入を考えているなら早めに動きたい。
デリカD:5は全国的に受注停止中で、在庫車も残っていない。現状では値引き額を追うよりも、受注再開のタイミングを確認し、購入できる状態になったらすぐ動けるよう準備しておくことが重要だ。
3車種とも、単純に「値引きが大きいクルマ」を選ぶのではなく、納期や受注状況、リセールまで含めて購入条件を考える必要がある。とくにモデル末期や受注停止の可能性がある車種では、値引き交渉に時間をかけすぎず、買えるタイミングを逃さないことも重要な攻略ポイントとなる。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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