
2026年8月の軽乗用車を対象に、販売台数の多かった車種をランキング形式で紹介する。前年同月比、前月比、2026年1~8月の累計販売台数も掲載する。
2026年8月の軽乗用車販売台数ランキングでは、ホンダ「N-BOX」が1万3917台で首位となった。2位はスズキ「スペーシア」/マツダ「フレアワゴン」の合算で1万2665台、3位はダイハツ「タント」/スバル「シフォン」の合算で6909台だった。
今月は、ダイハツ「ムーヴ キャンバス」が前月の10位から6位へ浮上したほか、ニッサン「デイズ」/ミツビシ「eK」も11位から9位、スズキ「ジムニー」も14位から12位へ順位を上げた。一方、ダイハツ「ムーヴ」/スバル「ステラ」や「ミラ イース」/「ピクシス エポック」/「プレオ プラス」は順位を落としている。
※販売実績データは『月刊自家用車11月号』掲載の資料をもとに作成。
●文:月刊自家用車編集部
2026年8月 軽乗用車ランキングTOP15
2026年8月の軽乗用車ランキングでは、ホンダ「N-BOX」が1万3917台で首位となった。スズキ「スペーシア」/マツダ「フレアワゴン」が2位、ダイハツ「タント」/スバル「シフォン」が3位と続く。
※スズキ・ワゴンR/ワゴンRスマイルは車種別の販売台数が公表されないため、OEM車であるマツダ・フレアとともにランキングから除外。
| 順位 | 前月順位 | 車種 | 8月登録台数 | 前年同月比 | 前月比 | 1~8月累計 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1位 | 1位 | ホンダ N-BOX | 13,917台 | 93.2% | 61.8% | 138,842台 |
| 2位 | 2位 | スズキ・マツダ スペーシア/フレアワゴン | 12,665台 | 102.0% | 85.3% | 117,829台 |
| 3位 | 3位 | ダイハツ・スバル タント/シフォン | 6,909台 | 96.5% | 66.2% | 81,168台 |
| 4位 | 4位 | スズキ・マツダ ハスラー/フレアクロスオーバー | 6,570台 | 110.1% | 84.7% | 64,246台 |
| 5位 | 5位 | ニッサン・ミツビシ ルークス/eKスペース | 6,291台 | ― | 85.2% | 68,281台 |
| 6位 | 10位 | ダイハツ ムーヴ キャンバス | 4,951台 | 108.5% | 127.8% | 39,577台 |
| 7位 | 8位 | 三菱 デリカミニ | 3,159台 | ― | 72.6% | 31,667台 |
| 8位 | 6位 | ダイハツ・トヨタ・スバル ミラ イース/ピクシス エポック/プレオ プラス | 2,760台 | 61.1% | 55.8% | 42,495台 |
| 9位 | 11位 | ニッサン・ミツビシ デイズ/eK | 2,717台 | 66.2% | 71.0% | 33,979台 |
| 10位 | 9位 | ダイハツ タフト | 2,691台 | 100.8% | 66.6% | 27,977台 |
| 11位 | 12位 | スズキ・マツダ アルト/キャロル | 2,471台 | 83.8% | 88.7% | 22,594台 |
| 12位 | 14位 | スズキ ジムニー | 1,954台 | 54.5% | 70.8% | 20,688台 |
| 13位 | 13位 | スズキ・ニッサン・マツダ・ミツビシ エブリイワゴン/クリッパーリオ/スクラムワゴン/タウンボックス | 1,753台 | 84.7% | 63.1% | 20,339台 |
| 14位 | 7位 | ダイハツ・スバル ムーヴ/ステラ | 1,516台 | 23.0% | 33.5% | 41,196台 |
| 15位 | 15位 | ホンダ N-ONE | 1,440台 | 180.5% | 88.7% | 12,636台 |
※スズキ・ワゴンR/ワゴンRスマイルは車種別の販売台数が公表されないため、OEM車であるマツダ・フレアとともにランキングから除外。
1位N-BOXが首位キープ、累計13万台超え
2026年8月の軽乗用車販売台数ランキングで1位となったのは、ホンダ「N-BOX」。8月の販売台数は1万3917台で、前年同月比93.2%、前月比61.8%となった。
順位は4月から8月まで5カ月連続で1位をキープ。7月は2万2506台を記録していたが、8月は1万3917台となり、前月から大きく減少した。
一方、1~8月の累計販売台数は13万8842台に達している。
N-BOX ジョイはフォグライトを標準化。インテリアや室内装備もカスタムに準じた変更を実施されている。写真はN-BOX JOY ターボ 特別仕様車 BLACK STYLE。
2位のスペーシア/フレアワゴンは累計11万7829台で、N-BOXとの差は約2万1000台。単月ではN-BOXとスペーシア/フレアワゴンの差が1252台となっている。
2位スペーシア/フレアワゴン、3位タント/シフォン
2位はスズキ「スペーシア」/マツダ「フレアワゴン」で1万2665台。前年同月比102.0%と前年を2.0%上回った一方、前月比は85.3%となった。
1~8月累計は11万7829台で、10万台を大きく突破している。
3位はダイハツ「タント」/スバル「シフォン」で6909台。前年同月比96.5%、前月比66.2%となった。
上位3組の順位は4月から8月まで変わっておらず、軽乗用車販売のトップ3は引き続き固定された状態にある。
ただし、7月はN-BOXが2万台を突破していたのに対し、8月は上位3組とも販売台数が減少している。
フレアワゴン タフスタイル
4位ハスラー/フレアクロスオーバー、5位ルークス/eKスペース
4位はスズキ「ハスラー」/マツダ「フレアクロスオーバー」で6570台。前年同月比110.1%と前年を上回った一方、前月比は84.7%となった。
1~8月累計は6万4246台となっている。
5位はニッサン「ルークス」/ミツビシ「eKスペース」で6291台。前年同月の販売実績がないため前年同月比は算出されていないが、前月比は85.2%となった。
順位は4位、5位とも7月から変わっていない。
6位ムーヴ キャンバスが10位→6位に浮上
今月、順位を大きく上げたモデルとして注目したいのが、ダイハツ「ムーヴ キャンバス」だ。
8月は4951台を販売し、7月の10位から6位へ4ランクアップ。前年同月比108.5%、前月比127.8%となり、前年・前月の双方を上回った。
1~8月累計は3万9577台。7月は3873台で10位だったが、8月は販売台数を1000台以上伸ばしている。
今回のランキングでは、TOP5の顔ぶれに変化がなかった一方、6位以下ではムーヴ キャンバスの順位上昇が目立つ結果となった。
7位デリカミニ、8位ミラ イース系
7位は三菱「デリカミニ」で3159台。7月の8位から1ランクアップした。
前年同月の販売実績がないため前年同月比は算出されていないが、前月比は72.6%。1~8月累計は3万1667台となった。
8位はダイハツ「ミラ イース」/トヨタ「ピクシス エポック」/スバル「プレオ プラス」で2760台。
7月の6位から2ランク下落し、前年同月比61.1%、前月比55.8%となった。
1~8月累計では4万2495台となっている。
デリカミニ。新型は、パワートレーンとシャシーの基本構成こそ踏襲しつつも、エンジン本体や変速制御プログラムの改良、低摺動抵抗型ダンパーの採用など、細部にわたって手が加えられている。特に4WD車は専用のサスチューニング大径タイヤの採用などで、最低地上高は10mm増加。よりタフさを際立たせる仕様になっている。
9位デイズ/eK、10位タフト
9位はニッサン「デイズ」/ミツビシ「eK」で2717台。7月の11位から2ランク順位を上げた。
前年同月比は66.2%、前月比は71.0%で、販売台数自体は前年・前月を下回ったものの、周囲の車種との順位関係が変化したことでTOP10入りを果たしている。
1~8月累計は3万3979台。
10位はダイハツ「タフト」で2691台。7月の9位から1ランク下落した。
前年同月比は100.8%と前年をわずかに上回った一方、前月比は66.6%。1~8月累計は2万7977台となった。
7月は4040台を販売して9位まで浮上していたが、8月は販売台数が減少し、順位も10位となった。
11位アルト/キャロル、12位ジムニー
11位はスズキ「アルト」/マツダ「キャロル」で2471台。7月の12位から1ランクアップした。
前年同月比は83.8%、前月比は88.7%で、販売台数は前年・前月を下回ったものの、順位は上昇している。
1~8月累計は2万2594台。
12位はスズキ「ジムニー」で1954台。7月の14位から2ランクアップした。
前年同月比は54.5%、前月比は70.8%となり、前年・前月ともに販売台数を下回っている。
一方、順位は14位から12位へ上昇。1~8月累計は2万688台となった。
13位エブリイワゴン系、14位ムーヴ/ステラ
13位はスズキ「エブリイワゴン」/ニッサン「クリッパーリオ」/マツダ「スクラムワゴン」/ミツビシ「タウンボックス」で1753台。
7月の13位から順位は変わらなかった。前年同月比84.7%、前月比63.1%となり、1~8月累計は2万339台となっている。
14位はダイハツ「ムーヴ」/スバル「ステラ」で1516台。
7月の7位から14位へ大きく順位を落とした。前年同月比は23.0%、前月比は33.5%となっている。
1~8月累計は4万1196台。
前年同月比23.0%という数字は、今回のTOP15のなかでも特に大きな落ち込みとなった。
15位N-ONEは前年同月比180.5%
15位はホンダ「N-ONE」で1440台。7月から順位は変わらなかった。
前年同月比は180.5%と大きく前年を上回った一方、前月比は88.7%となった。
1~8月累計は1万2636台。
前年同月比ではTOP15のなかでも特に高い伸び率となっている。ただし、前年同月の販売台数が少なかったことによる影響も考えられる。
まとめ
2026年8月の軽乗用車販売は、ホンダ「N-BOX」が1万3917台で首位となり、5カ月連続でトップを維持した。前年同月比は93.2%、前月比は61.8%となったものの、1~8月累計では13万8842台に達している。
2位のスペーシア/フレアワゴンは1万2665台で、前年同月比102.0%。1~8月累計も11万7829台となり、N-BOXとともに累計販売台数が10万台を突破している。
3位のタント/シフォンまでを含め、軽乗用車の上位3組は4月以降、順位が変わっていない。
一方、今月のランキングで目立ったのはダイハツ「ムーヴ キャンバス」。7月の10位から6位へ4ランクアップし、4951台を販売。前年同月比108.5%、前月比127.8%と、前年・前月の双方を上回った。
また、ニッサン「デイズ」/ミツビシ「eK」は11位から9位、スズキ「ジムニー」は14位から12位へそれぞれ順位を上げた。
対照的に、ダイハツ「ムーヴ」/スバル「ステラ」は7位から14位へ大きく順位を落とし、前年同月比も23.0%となった。「ミラ イース」/「ピクシス エポック」/「プレオ プラス」も6位から8位へ後退するなど、7月から順位が入れ替わったモデルも多い。
前年同月比ではホンダ「N-ONE」が180.5%と大きく伸びたほか、スズキ「ハスラー」/マツダ「フレアクロスオーバー」も110.1%、ダイハツ「ムーヴ キャンバス」も108.5%と前年を上回った。
一方、ムーヴ/ステラは23.0%、ミラ イース系は61.1%、ジムニーは54.5%となるなど、車種によって販売動向に差が出る結果となった。
なお、このランキングは軽乗用車が対象で、普通・小型乗用車は含まない。乗用車全体の動向を見る際は、普通・小型乗用車の販売台数ランキングと合わせて確認したい。
【情報元】『月刊自家用車11月号』
2026年8月軽乗用車ランキングTOP15
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
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