
プロボックスは、商用車として培われた実用性と耐久性が大きな魅力。キャンピングカーへの改造においても、その基本性能が多くのメリットをもたらす。この記事では各地で開催されたキャンピングカーイベントなどで展示された魅力的な車両を紹介していこう。今回はトヨタ・プロボックスがベースのキャンパーだ。
●文:月刊自家用車編集部
ただものじゃない、激シブかっこいいプロボックス
プロボックスは街でよく見かけるポピュラーな、トヨタの商用車のひとつ。そんな地味な、いかにもビジネス用途一点張りのプロボックスがSUV風の外観と、おしゃれなインテリアを備えて、キャンピングカーイベントで展示されていたので紹介しよう。
大開口フロントグリルにはハニカムメッシュグリで力強い印象を与える。フロントガラス上部に設置されたLEDライトが、SUVテイストを強調する。
荷室をフラットにすることで最長1,900mmのベッドスペースが出現。これだけの広さが確保できるのも、商用車であるプロボックスの強みだ。スピーカーも後部に取り付けてあり、車内音響にもこだわりが見られる。
フロントシートは分厚いウレタンクッション内蔵で、極上の座り心地を実現。シートカラーは他にもヴィンテージブラック、ヴィンテージカーキの3色から選択可能。いずれのカラーもビンテージのテイストを施したおしゃれな色合いとなっている。
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