
日産自動車と日産モータースポーツ&カスタマイズは、2月7日(金)〜2月9日(日)にインテックス大阪で開催される「大阪オートメッセ2025」にブースを出展することを発表した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
日産の最新モデル&カスタム仕様が集結
大阪オートメッセの展示ブースでは、「フェアレディZ」を始めとするスポーツカーと、新旧2台のエクストレイルによる新たな世界観を演出するカスタマイズカーを展示。日産モータースポーツ&カスタマイズとしては、カスタムカーブランド・AUTECHの「AURA AUTECH SPORTS SPEC」を展示する。
フェアレディZ
2024年11月に発表され注文受付を再開した「フェアレディZ」2025年モデルを展示。ドライバーが意のままに操ることができるダイナミックなパフォーマンスや俊敏なレスポンスといった走行性能に加え、伝統と現代のテクノロジーが融合したデザインなどを特徴とする。大阪オートメッセでは新たに追加したボディカラー「ワンガンブルー」モデルを展示する。
みなとみらいの夜景と右斜め後ろから撮影したワンガンブルーのフェアレディZ。
フェアレディZ NISMO
「フェアレディZ」に対して、エンジン出力は298kW(405ps)から309kW(420ps)に、最大トルクは475Nm(48.4kg-m)から520Nm(53.0kg-m)に向上させたパフォーマンスモデル。パワフルな加速や俊敏なシフトチェンジの魅力はそのままに、さまざまなNISMO専用チューニングを施すことで、パフォーマンスをさらに磨き上げている。エクステリアも見どころのひとつで、NISMO専用に開発されたフロントグリルをはじめとするエクステリアパーツは、ダウンフォースの強化と空力性能の向上低重心かつ伸びやかなスピード感の演出を両立している。
フェアレディZ NISMOの左前方アングル。車体カラーはNISMOステルスグレー/スーパーブラック 2トーン。
NISSAN GT-R NISMO Special edition
「NISSAN GT-R NISMO Special edition」は、レーシングテクノロジーを最大限注ぎ込んだモデル。ピストンリング/コンロッド/クランクシャフトなどに高精度重量バランスエンジン部品を採用し、クリヤー塗装を施したNISMO専用カーボン製エンジンフード(NACAダクト付)を特別装備するなど、GT-R史上最高のパフォーマンスを追求している。
斜め上から撮影した駐車場に停車中のNISMOステルスグレーNISSAN GT-R NISMO Special edition。
X-TRAIL unwind concept / X-TRAIL remastered concept
自分の“好き”を詰め込んだ新旧2台のエクストレイルで、“Chill”を感じる世界感を演出。
「X-TRAIL unwind concept」では、e-POWERを搭載した現行エクストレイルをベースに、テラスを載せたトレーラーとともにカスタマイズし、インドア/アウトドアの境界を越え、本格エスプレッソを嗜むことを想定した贅沢なひと時を創り出す空間を演出している(参考出品)。
X-TRAIL unwind concept。
「X-TRAIL remastered concept」は、キューブ/マーチに続く、中古車カスタマイズ第3弾として、先代エクストレイルをベースにカスタマイズ。アナログレコードを愉しめるような空間を演出。新たな中古車の楽しみ方を提案する(参考出品)。
X-TRAIL remastered concept
AURA AUTECH SPORTS SPEC
「AUTECH SPORTS SPEC」は、スポーティーでありながら高級感漂うスタイリングと、爽快なドライブフィールを兼ね備えた、AUTECHのフラッグシップモデル。ボディ/サスペンション/パワーステアリング特性/コンピューターに専用チューニングを施し、ハンドリングや加速感を変更することで、リニアで楽しいスポーティーさ、余裕や安定感を感じられる走りを提供する。
AURA AUTECH SPORTS SPEC。
有力カスタムショップが多種多彩なカスタムカーを披露
また、併設される「日産カスタマイズコレクション」ブースでは、人気カスタムショップ7社協力のもと、キャラバン/NV200バネット/クリッパーをベースに制作したオリジナルのカスタムカー7台と、「キャラバン MYROOM」を展示。
カートなど趣味のギアを自由に積み込めるタイプや、サーフィン/キャンプ/釣り/登山などのアウトドアレジャーを楽しめる仕様、仕事と趣味の二刀流、ペットとお出かけ等、多種多彩なカスタムを提案する。
また日産ブース内にグッズ販売のコーナーを設置し、NISSANブランド/NISMOブランドのグッズやミニカー等の販売も行われるとのこと。
人気カスタムショップ7社の自信作が展示される。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
最新の関連記事(日産)
英国Wayve社のAI技術とのジョイントで、より高度な運転支援機能を実現 今回発表された次世代の運転支援技術「ProPILOT」は、英国Wayve社のWayve AI Driverと、かねてから日産が[…]
R380 A-Ⅰ型(1966年) 打倒ポルシェを旗印に開発されたプロトレーシングカー 1963年5月、「第1回日本グランプリ」が日本で初めて本格的な自動車レースとして開催された。プリンス自動車は国内ス[…]
ベース車両は日産・セレナ セレナはミニバンの中でも特に室内空間が広く、乗員全員が快適に過ごせる設計になっている。3列シート仕様が標準で、7人乗りと8人乗りの選択肢がある。2列目にはキャプテンシート(7[…]
新型「日産リーフ」は、北米市場に投入後に日本国内でもデビュー 公開された投入計画によると、2025年度から2026年度にかけてハイブリッド車(第3世代e-POWER&プラグインハイブリッド)、次世代電[…]
日産NV200バネットベースのキャンパー ツェルトNV(東和モータース販売) ベースとなる車両は日産 NV200バネット。荷室が広くカスタムの自由度が高い。一方で、ハイエースやキャラバンより小ぶりなた[…]
最新の関連記事(カスタム)
荷台をまるごと交換するFTポーターエンデューロ 三菱のトライトンは、国内市場では珍しいピックアップトラックタイプの車両だ。また、SUVのように悪路走破性の高いため、アングラー(釣り人)からの注目度や人[…]
無限のお家芸のカーボンボディキットがスタイルアップのキモ。その価格は総額で1000万円オーバー 『東京オートサロン2025』で実施されたカーコンテストの中で、ドレスアップスポーツカー部門で優秀賞に輝い[…]
タイヤ&ホイールの絶妙なマッチングで、タフネスな足もとを演出 東京オートサロンのEXIZZLE-LINEのブースで抜群の存在感を放っていた「LC250 春・秋 CAMP Ver.」と名付けられたランク[…]
WR-Vをよりスポーティーに誘う、カスタムパーツをラインナップ 今回発売されるWR-V用無限パーツの開発コンセプトは「Active Sports Gear」。装着することで、スポーティーかつたくましさ[…]
VIPセダンのビッグエンジンだからこそ楽しめるATドリフト VIP系ドレスアップとチューニングを得意とするSENSE BRAND(センスブランド)。2025年の提案は“ATで運転を楽しむ”こと。その代[…]
人気記事ランキング(全体)
シートサイドのスペースを有効活用できるUSB付きポケット 車のシートサイドや、シートとコンソールにある隙間などはデッドスペースになっていることが多い。小銭などの小物を落としてしまうことも多く、一度落と[…]
軽トラックTN360のボディを取り去ったフルオープンマルチパーパスカーだった ホンダZの誕生と時を同じくして鮮烈なデビューを飾ったのが、個性の塊とも言えるバモスホンダである。ベースとなっているのは、主[…]
ダイハツ・アトレー広すぎる室内スペース。シートをフルフラットにすると巨大なソファのよう こちらの軽キャンパーは、広々空間で人気のダイハツのアトレーがベースとなっている。写真を見てもらえればわかると思う[…]
ショックレスリングとは? 一般の金属とは異なる原子の規則相と不規則相が存在する“特殊制振合金”を採用した金属製のリングで、シート取付ボルトやサスペンションアッパーマウントのボルトに挟み込むだけで、効果[…]
ただものじゃない、激シブかっこいいプロボックス プロボックスは街でよく見かけるポピュラーな、トヨタの商用車のひとつ。そんな地味な、いかにもビジネス用途一点張りのプロボックスがSUV風の外観と、おしゃれ[…]
最新の投稿記事(全体)
純正マットの上に敷くだけで、プラスα効果を実感 クルマのフロアマットって、車内の泥汚れなどを防いでくれる必需品だけど、汚れ防止だけじゃない進化したフロアマットがあるのをご存知? 実はこれ、エーモンから[…]
「アルピーヌ A110 R 70」:世界770台限定の「R」バージョン最終仕様 今年でブランド創立70周年となるアルピーヌ。今回実施されるラインナップ変更では、ブランド設立を記念した「アルピーヌ A1[…]
バッテリーEVにも、スバルらしいアクティブイメージをプラス 発表された新型「トレイルシーカー」は、スバルのグローバルバッテリーEVとしては2番目に登場するe-SUVモデル。スバルとトヨタが、互いに強み[…]
新商品を発売前に公開して消費者の興味を引きつける、効果的なマーケティングであるのは間違いない そもそもティザーとは、英語のTeaserで「焦(じ)らす」という意味がある。ここでいうティザー・キャンペー[…]
軽トラックTN360のボディを取り去ったフルオープンマルチパーパスカーだった ホンダZの誕生と時を同じくして鮮烈なデビューを飾ったのが、個性の塊とも言えるバモスホンダである。ベースとなっているのは、主[…]
- 1
- 2