「ミニ ジョンクーパーワークス」のバッテリーEVが発売【電動車でもレーシングスピリットの魅力は健在】

ミニ ジョンクーパーワークス

ビー・エム・ダブリュー株式会社は、MINIのハイパフォーマンスモデル「MINI JOHN COOPER WORKS(ミニ ジョンクーパーワークス)」に、電気自動車「MINI JOHN COOPER WORKS E(イー)」と「MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN E(エースマンイー)」を追加。全国のMINI正規ディーラーを通じて発売する。価格はEが616万円、ACEMAN Eが641万円。ユーザーへの納車は2025年第2四半期以降を予定している。

●まとめ:月刊自家用車編集部

前輪駆動のモーターは、最高出力190kW/最大トルク350Nmを発揮

今回導入される「MINI JOHN COOPER WORKS E/ACEMAN E」は、新しいMINIのデザイン言語が注がれた最新世代モデル。すでに発売済みの内燃機仕様と合わせて、両モデルの国内導入で、ジョンクーパーワークスのラインアップが完成することになる。

MINI JOHN COOPER WORKS E

パワーユニットについては、電気モーターで前輪を駆動し、最高出力190kW/最大トルク350Nmを発揮。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池のバッテリー容量は54.2kWh。一充電での走行可能距離は、Eが421km、ACEMAN Eが403kmとなる。機能をオンにすると、追加で約20kWのパワーが10秒間供給されるEブーストも装着されている。

MINI JOHN COOPER WORKS E

MINI JOHN COOPER WORKS E

MINI JOHN COOPER WORKS E

伝統の専用チューニングも健在。抜群のハンドリング性能を持つ

足まわりについては、専用チューニングが施されたJCWスポーツサスペンションを採用。ほかにも特別に調整されたスプリング/スタビライザー/ダンパーによって最適な安定性が保証され、前輪のキャンバー角を大きくすることで、ハンドリング性能が高められ、コーナリングのグリップ性能が向上している。

専用装備としても、最高峰モデルを表現する充実の内容。電動フロントシートやHarman/Kardon製HiFiラウドスピーカーシステムが標準装備されるほか、機能系もEブーストパドル付JCWスポーツステアリング/JCWスポーツシート/ボンネットストライプ/アルミホイール/スポーツブレーキなどが装着される。

MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN E

MINI JOHN COOPER WORKS ACEMAN E

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