
車好きにとって、ナンバープレートの番号には特別な思い入れがあるはず。初めて所有した愛車の番号、家族で出かけた車の番号、あるいは今も大切に乗り続けている愛車の番号。その数字は単なる識別記号ではなく、思い出やストーリーを映し出す存在だ。
●文:月刊自家用車編集部
車の鍵も家の鍵もこれひとつに収まる
大阪・茨木市の革小物ブランド「クアトロガッツ」が手がけるのは、そのナンバープレートをモチーフにしたオーダーメイドの本革キーケース。愛車の写真を送るだけで、世界にひとつだけのデザインを仕立ててくれる。
キーケースは縦9cm、横4cmというコンパクトなサイズ。厚み2mmの鍵なら最大4本を収納でき、さらに外側のリングにはスマートキーやバイクキーも取り付け可能だ。重さはわずか13gと、ボールペン1本ほど。ズボンのポケットや小さめのバッグにもすっきり収まる軽さが嬉しい。
必要な鍵をシンプルにまとめられるので、愛車のキーと自宅の鍵をスマートに持ち歩きたい人にはうってつけ。余計な装飾がなく、使いやすさを突き詰めたデザインが特徴だ。
国産最高峰・栃木レザーを使用。育てる楽しさも
素材には「国産最高峰」とも称される栃木レザーを使用。使い始めは張りのある手触りだが、使い込むほどにしっとりと馴染み、色合いも深みを増していく。クルマ同様、経年変化を楽しめるのも魅力のひとつだ。
エイジングによって、自分だけの色合いと風合いを持ったキーケースに育っていく過程は、まさにガレージで愛車を磨き続けるような楽しみ方に通じる。革好きはもちろん、車好きにもたまらない要素といえるだろう。
クオリティを支えるのは革職人の手仕事
このキーケースを製作するのは「小さいふ。」シリーズで知られるクアトロガッツの革職人たち。彼らは手塚治虫やスヌーピーといった人気キャラクターとのコラボ製品も手掛けており、デザイン性とクラフトマンシップを兼ね備えた実力派だ。
「旅、アート、遊び」をコンセプトに掲げる同ブランドらしく、遊び心を感じさせるアイデアと、日常でしっかり使える実用性を両立。ナンバープレートというモチーフを、単なるグッズではなく“愛車の記憶を持ち歩けるアイテム”に昇華させている。
愛車と共に過ごした時間をカタチに
愛車を手放した後でも、そのナンバーをキーケースに刻めばいつでも思い出を手のひらに感じることができる。ガレージに眠るクラシックカー、若い頃に乗り回したバイク、あるいは今の愛車と重ねた旅の記録。ナンバープレートキーケースは、そうした時間を切り取って日常に持ち込むことができる存在だ。
ただのキーケースではなく、クルマ好きにとっては「思い出を収納する小さなガレージ」ともいえるだろう。革の質感とナンバープレートのデザインが融合したこのアイテムは、カーライフを愛する人の手元にふさわしい相棒となる。
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