※このページは、自動車関連企業等より配信されたパブリシティリリース記事をそのまま転載しております。掲載内容に関するお問い合わせ等につきましては、直接リリース配信元までお願いいたします。
次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けるアウトクリプト株式会社(AUTOCRYPT Co., Ltd.、https://www.autocrypt.jp、本社:韓国ソウル、代表取締役社長 金・義錫、以下アウトクリプト)の「AutoCrypt V2X-PKI CA」サービスがWebTrustプログラムの基準に適合し、V2X-PKIにおけるルート認証局(Root CA、Certification Authority)として認定されました。V2X通信に関わるルート認証局としてはアジア初、世界3番目の認定となります。

「WebTrust」とは、AICPA(米国公認会計士協会)とCICA(カナダ勅許会計士協会)が定めた、証明書を発行する認証局の信頼性を保証する監査プログラムで、WebTrust認定を獲得するためには、認証局の業務手続き、鍵及び証明書のライフサイクル管理、認証局環境の統制まで、幅広くかつ厳格な要件を満たさなければなりません。
アウトクリプトは、V2X通信における証明書の発行から破棄までのライフサイクル全般のセキュリティレベルに対してWebTrustの厳正な監査基準に基づく審査を受け合格することにより、信頼できる第三者認証機関としてV2X-PKI認証局の信頼性の階層構造を実現しました。「AutoCrypt V2X-PKI CA」サービスは、下位の認証局にV2X通信に関わる証明書を発行及び管理することで信頼性を保証するルート認証局の役割を果たし、北米、ヨーロッパ、韓国及び中国のSCMS標準をサポートしています。
アウトクリプトの代表取締役社長の金・義錫は「今回V2X-PKIにおけるWebTrust認定を取得したことは、国際的に通用するV2Xエコシステムの信頼性と安定性を確保できたということから我々にとってとても大きな意味があります。当社は信頼できる認証機関として、サービス利用者にV2X通信プロセスの簡素化と効率化を提供し、より多様なユースケースにおけるV2X実装を実現していきたいと思っております」と述べました。
一方、「V2X-PKI CA」サービスの他にも、V2X搭載ユニット(OBU)、路側機(RSU)用セキュリティモジュール、SCMS(Security Credential Management System、セキュリティ証明書管理システム)など、V2Xのエコシステムにおける幅広いセキュリティソリューションを提供しています。
■AutoCrypt V2Xについて
AutoCrypt V2Xは、ITS(高度道路交通システム)におけるセキュアなV2X通信を支える高度かつ包括的なソリューションを提供します。CAMP(Crash Avoidance Metrics Partnership)、IEEEなどの主要国際標準に準拠した先端セキュリティ技術を用いてV2X環境におけるセキュアな通信を可能にする認証及び暗号化システムを提供し、「ユーザ認証」と「データ暗号化」によるプライバシー保護を実現します。
https://www.autocrypt.jp/v2x/
■アウトクリプト株式会社について
アウトクリプト株式会社は、次世代のモビリティ社会の実現に向けた自動運転セキュリティ及びMaaSソリューションを手掛けています。自動車及び交通インフラのためのセキュリティ通信ソリューション「AutoCrypt V2X」、ECUセキュリティ機能と侵入検知機能を提供する「AutoCrypt IVS」などモビリティにおけるセキュリティ対策をはじめ、フリートマネジメントシステム(FMS)及びモビリティサービスプラットフォームまで、自動車における全領域をカバーする様々なサービスを提供しています。2019年、世界最大自動車技術カンファレンス主催「TU-Automotive Awards」最優秀自動運転サイバーセキュリティ製品/サービス部門で受賞した他、2021年フォーブス・アジア注目の100社、2022年「CyberSecurity Breakthrough Awards」今年の自動車サイバーセキュリティ賞、「AutoTech Breakthrough Awards」最優秀ライドヘイリング・イノベーション賞を受賞するなど、当社の技術力は海外からも高い評価を受けています。アウトクリプトは、自動車セキュリティに必須となる国連WP29への完全対応や、IEEE 1609.2 最新規格対応をサポートします。
https://www.autocrypt.jp/
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