日本政府発表の2050年より前倒しし、2035年までに温室効果ガスの排出をゼロにする「カーボンニュートラル」を目標とするトヨタ自動車が、BEV(電気自動車)の導入を発表した。 2025年までに日本·中国·米国·欧州など、BEVの需要や再生可能エネルギーによる電力供給が多い国や地域で7車種導入する予定だ。今回発表されたbZ4Xの詳細をお届けしよう。
●文/まとめ:月刊自家用車編集部 ●写真:トヨタ自動車(株)
電気自動車にワクワク感を提供したい
トヨタ自動車(株)は地球という美しい故郷を次の世代に引き継いでいくことを目指して、持続可能な社会の実現に向け様々な課題の解決に取り組む中、2025年までに7車種の電気自動車の導入を予定している。
モノづくりで培った強みを生かし、CASEへの対応による技術革新でクルマの可能性を広げ、すべての人の移動を自由にするサービスの提供やSDGsの達成に取り組んでいる。なかでもCO2排出量削減は地球規模での喫緊の課題として、トヨタは政府発表の2050年のカーボンニュートラル(CN)の目標から、2035年へと前倒しの目標を立てている。
環境車は普及しCO2削減に貢献することに意義があると考え、実用的な形で持続可能な移動手段を提供するため、HEV/PHEV/BEV/FCEVという電動車のフルラインアップ化を推し進めており、ユーザーにとって使いやすく、魅力あふれる商品でCO2削減を目指している。新BEVシリーズ、TOYOTA bZもこの方針に基づいており、日本をはじめ中国・米国・欧州など、BEVの需要や再生可能エネルギーによる電力供給が多い地域で、多くのユーザーに発信し、2025年までに7車種を導入する予定だ。
bZ4Xの詳細
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