【人気モデル 購入最前線】スバル レガシィアウトバック編(2022年7月)

●文:月刊自家用車編集部(ハラ)

スバル
レガシィ アウトバック


・1.8Lターボ車
【177PS/30.6kg・m、WLTCモード総合燃費:15.8km/L】

4WD
リミテッドEX414万7000円
XブレイクEX429万円

車両本体目標値引き額:20万円
納期の目安:6か月以上
リセール予想:C+

【グレード選び】スバルのフラッグシップにふさわしい充実の内容。どちらを選んでも満足度は高い

1995年に国内導入されたレガシィグランドワゴンを起源に持つクロスオーバーSUV。2021年10月に国内導入された現行モデル(6代目)は、スバルの国内ラインナップの中ではフラッグシップモデルの役割も担っている。

海外では2.4L・NA車も発売されているが、国内仕様車はレヴォーグ/WRX S4に採用されている1.8Lターボ車(177PS/30.6kg・m)を設定。第2世代のスバルグローバルプラットフォーム(SGP)や大型モニター、さらにハンズオフ走行にも対応しているアイサイトXが採用されるなど、スバルが持つ最新のメカニズム&機能が惜しみなく投入されている。

国内仕様車に設定されているグレードは「X-BREAK EX(414万7000円)」と「リミテッドEX(429万円)」の2つ。いずれも装備充実の上級モデルという位置付けで、フラッグシップモデルにふさわしい豪華な内容が注がれている。

違いが出るのは、主に内外装の演出の部分。

X-BREAK EXは前後シートの表皮が防水仕様となるほか、外装まわりもアウトドアを意識させるカジュアルな雰囲気でまとめられている。一方、リミテッドEXは随所にメッキ加飾が加わることで見た目もプレミアム感が強調される。さらに装備機能も、X-BREAK EXではメーカーOPとなるハンズフリーオープンパワーリヤゲートが標準装備されるなど、機能系装備の設定が若干異なる。最近のスバル車は上級感の演出も巧みになっているが、ユーザーから人気が高まっているフルレザーシートがOPで選べるのもリミテッドEXだけになる。

両グレードの価格差は14万3000円ほど。共に上級装備(アイサイトX、11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムなど)が備わるEXモデルだけに、どちらを選んでもプレミアムモデルにふさわしい内容を楽しむことができる。見た目の好みで選んでしまって問題ない。

全長☓全幅☓全高は4820☓1875☓1675mm。先代よりもサイズアップしたが、取り回し性などはそのまま。リミテッドXはシルバー加飾を多用することで上質感をより追求している。

12.3インチのフル液晶メーターや11.6インチの大型モニターを採用することで視認性も大きく向上。アイサイトXなども標準装着されるなど、スバルの最上級モデルにふさわしい充実の内容が与えられている。

1.8Lターボは従順にしてパワフル。AWDならではの高い走破性により、オン/オフを問わずに上質の走りを体感できる。


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