パイオニア カロッツェリアの最新ドライブレコーダー「VREC-DZ800DC」。前後2カメラモデルの最大の特徴は、あおり運転に対応した「後方車両接近検知機能」が搭載されていることだ。体験試乗会での様子を交えて紹介する。
●文:浜先秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部
もしもの時でも、ドライバーの操作不要で映像を記録
カロッツェリアの最新モデルのドライブレコーダーはスリムかつスタイリッシュな本体に、コンパクトなリヤカメラを組み合わせた2ピーススタイルで、車両前後の状況をフルHD画質で記録する。
最大の特徴となるのは同社初の「後方車両接近検知機能」を搭載していることだ。後方からあおり運転車両が近づくと警報音を発するとともに画面に「後方注意!」の表示を行い、自動的にイベント録画(上書きされないファイルに記録)に切り替わる。もしも!のときにドライバーが何も操作をしなくても確実に映像記録ができるのは安心だ。しかもパイオニア独自のアルゴリズムにより人の感覚にちょうど合ったタイミングで作動し、誤認識も徹底的に排除している。
また、STARVIS技術搭載のCMOSセンサーを採用し、従来品の1/100以下の光量でも撮影が可能。昼夜を問わず鮮明な映像を記録してくれる。
Wi-Fi機能搭載によりスマホ(事前に無料専用アプリをインストール)で各種の設定操作や記録映像のダウンロードができるのも便利。本体側で操作を行う必要がほとんどなく、使い勝手がとても良い。
電源はアクセサリーソケットではなく車両から取得する仕様で、オプションを接続することなく24時間365日の駐車監視を実現。振動を検知すると自動的に録画が開始され、当て逃げやイタズラなどの対策に有効だ。ナイトサイトやフロントカメラの回転機構によって夜間の車上荒らしにも強い。
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
関連する記事
あらゆる走行シーンでリニアな応答を追求。最新のマルチメディアシステムも搭載レクサス「UX」は、2018年にラインナップに加わった現時点でレクサス最小のクロスオーバー。[…]
XC40全車で最上級「アルティメット」と充実装備「プラス」の2グレード構成が基本に今回発表されたラインナップの一新で各車ともに最上級モデルの「Ultimate[…]
ドライブレコーダーとの連携機能も魅力彩速ナビの最上位シリーズ「TYPE M」は、高精細HDパネルの搭載、およびハイレゾ音源再生への対応により好評を得ているモデルだ。近[…]
ミツビシアウトランダー・2.4Lプラグインハイブリッド車(ツインモーター)【98kW/195Nm(エンジン)+85kW/255Nm(フロントモーター)+100kW/195Nm(リ[…]
新型「BMW7シリーズ」バッテリーEVの「BMW i7」は満充電で約600㎞の長距離走行が可能1977年に初代がデビューし、今回登場した新型で7代目となる新型[…]
最新の記事
- 1
- 2