
トヨタ自動車株式会社と株式会社KINTOは、8月24日からクルマを「進化」させるサービス「KINTO FACTORY」の対象ラインアップにKINTO専用車GRヤリス“モリゾウセレクション”に続いて、トヨタ車両販売店を通じて販売されたGRヤリスを新たに追加したことを発表した。全国のGR Garageにて施工可能になった。
●文:月刊自家用車編集部
最大トルクを引き上げる「アップグレード」のほか、ユーザーに最適なセッティングを実現する「パーソナライズ」に対応
GRヤリス“モリゾウセレクション”でこれまで提供されてきた「アップグレード」と「パーソナライズ」をベースに、新たな「アップグレード」として、最大エンジントルクを390Nmに引き上げる新サービス、「GR YARIS PERFORMANCE SOFTWARE 2.0」が用意される。
アップグレードによるトルクアップのイメージ図
この「GR YARIS PERFORMANCE SOFTWARE 2.0」は、「アップグレード」で、3,200~4,000rpmにおける最大エンジントルクを390Nmに向上。加減速が多く、臨機応変さが求められるラリーで鍛え上げた技術により、あらゆるシーンで余裕のある伸びやかな加速を実現するという。
さらに「アクセルレスポンス」「4WD駆動配分」「ステアリングアシスト」を制御するソフトウェアを、ユーザーに最適な形でセッティングする「パーソナライズ」が用意され、より手軽に楽しめるよう、提供方法を拡大。ユーザーの走行データをもとに、個性や好みに合わせてソフトウェアを最適化するだけでなく、GR Garageでのコンサルティングを通じた最適化も選択可能になる。
サービス体系図
トヨタとKINTOは、「『クルマをお届けして終わり』ではなく、『お届けした後お客様に寄り添い、クルマを進化させる』ことで、『クルマが、更に愛車となっていく』ことを目指しています。本サービスを通じ、モータースポーツ参戦により得た知見や技術をタイムリーにお客様へ提供することで、この取組みを促進していきます。」とコメントしている。
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