画質にこだわった2カメラドラレコ、新技術”Recolize”で夜間映像が抜群にキレイ!【COMTEC HDR801】

薄型のブラケットを介してはいるが本体はフロントガラスに直付けするスタイルだ。

COMTEC HDR801
価格:5万8080円

●文/写真:浜先秀彰 ●まとめ:月刊自家用車編集部

夜間映像の美しさは業界トップレベルと言える

コムテックの前後2カメラドラレコで最新、最上級モデルとなるのが「HDR801」だ。

本体背面には2.4インチディスプレイを搭載。ケーブルの接続端子は上部に備わっている。

リヤカメラはリヤウインドウの上方に貼り付けて装着。ブラケットで角度を調整する。

注目ポイントは夜間の記録映像が圧倒的に美しいこと。同社が業務提携を行っているマクセルが高性能プロジェクター製品で採用している映像処理技術「ACCENTUALIZER(アクセンチュアライザー)をベースに開発した映像補正技術「Recolize(リコライズ)を利用しており、人の感覚に合わせた格段に見やすい映像に仕上げられる。従来からの「HDR」が‶明るさ”軸を補正するのに対して、Recolizeでは“明るさ”だけでなく“色鮮やかさ”や“精細感”も同時に補正可能。また、オムニビジョン社のPureCel Plus-S技術を搭載したCMOSセンサーにより低照度下でもノイズがきわめて少ない。

下に記録映像から切り出した画像を掲載したが、一般的なモデルとの差は一目瞭然。全体的に明るいだけでなく色合いのリアルさもあり、白飛びや黒つぶれも起きていない。夜間映像の美しさは業界トップレベルと言える。これならば当て逃げした車両のボディ色も特定しやすいし、路肩の自転車や人の動きも確実にわかるだろう。

前後ともにフルHD画質で映像を記録する

日中/フロント

日中/リヤ

夜間/フロント

夜間/リヤ

ガラス面に貼り付けられる本体は視界を遮ったり目障りならず装着感も良好。2.4インチ画面と大型ボタンで操作も容易だ。リヤカメラは小型で適切な角度調整もできて機能性に優れている。2カメラともにフルHD画質で映像記録を行い、オプションを接続すれば最大24時間の駐車監視モードが利用できる。

比べてみれば違いは一目瞭然

(左)他社製ドラレコ (右)HDR801
映像補正技術のRecolize、オムニビジョン社のセンサーなどによって、HDR801の夜間映像は驚くほど高画質。誰の目から見ても、明るくクッキリとしていて色合いもリアルだ。

初心者にも扱いやすい

Windowsパソコン向けの無料専用ビュワーソフトを用意。GPS、Gセンサー情報も表示する。

本体内蔵のフロントカメラは側面部のダイヤルロックでクルマに合わせて角度調整が可能。

わかりやすいメニューとディスプレイ下部の大型ボタンで、各種の設定が快適に行える。


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