
三菱自動車のクロスオーバーSUV「アウトランダー」プラグインハイブリッドEV(PHEV)モデルが、2022年度上期の国内販売台数で10,749台とし、PHEVカテゴリーで1位を獲得。また、クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」のPHEVモデルも2,430台で国内PHEVカテゴリーの約65%を占め、トップを獲得した。
●文:月刊自家用車編集部
豪州に続き北米でも発売を予定
アウトランダーのPHEVモデルは、三菱自動車の電動化技術と四輪制御技術の粋を集めたフラッグシップモデルとして登場した。2021年12月に日本で発売を開始し、力強いエクステリアデザインや3列7人乗りの採用による使い勝手の良さ、ツインモーター4WDによる力強くも滑らかな走りなど、ユーザーから高い評価を得ている。
<2022年度上期販売実績>
モデル | 販売台数 |
アウトランダー(PHEVモデル) | 10,749台 |
エクリプス クロス(PHEVモデル) | 2,430台 |
2022年度上期 PHEV販売台数合計 | 13,179台 |
2022年、ニュージーランド、オーストラリアでPHEVモデルの販売を開始しており、今後は北米でも11月に発売を予定している。
ここからは各種グレードと人気のボディーカラーの構成比を見てみよう。Pグレードの構成比8割を超える圧倒的に選ばれている。ボディカラーはホワイトダイヤモンドが4割強と人気だ。
<2022年4月〜9月のグレード別構成比>
グレード | 乗車人数 | 構成比 |
P | 7人乗り | 81% |
G | 7人乗り | 4% |
G | 5人乗り | 14% |
M | 5人乗り | 1% |
<腫瘍ボディーカラー構成比(全10色)>
カラー | 構成比 |
ホワイトダイヤモンド | 43% |
ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ(2トーン) | 18% |
ブラックダイヤモンド | 11% |
三菱自動車の電動車の歩み
三菱自動車は1964年から電動車の研究開発を開始し、2009年に世界初の量産電気自動車「アイ・ミーブ」を発売。2013年には世界初のSUVタイプのPHEVとして「アウトランダーPHEV」を送り出し、2020年には「エクリプス クロス」のPHEVを追加。「アウトランダーPHEV」は世界60カ国以上で累計31万台を販売し、PHEVカテゴリーをリードしてきた。
さらに2022年6月には「eK クロス EV」を投入し、11月には軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」の販売を再開するなど、今後も電動化技術の活用を通じて、気候変動・エネルギー問題の解決や、カーボンニュートラルの実現に貢献していく。
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