<苦労したポイントは?>
第1弾の「ウインナー弁当」から第5弾の「チキンナゲット弁当」まではずっと同じ工場で製造していましたが、その工場には実は玉子焼きをつくることができる機械・ラインがありませんでした(関東)。
少し細かな話になるのですが、市販の弁当に入っている玉子焼きは冷凍のものが多いです。今回は玉子焼きが主役となるため、冷凍ではなく、玉子焼き機のある工場を探す必要がありました。色々と当たっていたのですが、ようやく玉子焼き機のある工場と調整がつき商品化が実現しました。
<なぜ今回はお弁当箱が四角?>
当初はこれまでと同じ形のお弁当箱に盛り付けることも考えましたが、うまく入りません。
ご飯の横に入れるよりもご飯の上に乗せた方が見た目的にもインパクトが出る、そう考えた時に楕円型より四角のほうがきれいにたくさん玉子焼きをいれることができたので、今回は四角い弁当箱にしました。この四角い容器も新たに開発したのではなく、既存の弁当の容器の流用ですので、余分なコストはかけていません!
<だけ弁当シリーズ 誕生秘話>
一人の社員の熱意により10年の年月をかけて発売が実現した商品です。
運営畑一筋、毎日店舗でお客様の動向にアンテナをはっていた林(現・次世代事業本部 統括マネジャー)が、「好きなおかずだけを思う存分食べたい!というニーズが必ずあるはず」「ローソンストア100は弁当と麺類を一緒に買うお客様が多いので、その層に訴えかける商品なら必ず売れる」「弁当のおかずの定番でありながら、主役にはなれないウインナーをメインにした弁当は他にはないので差別化できる!」と考えていました。
しかし、商品部に開発を依頼するものの、「売れる訳がない」「見た目のバランスが悪い」「ウインナーだけでは顔にならない」という理由から却下されてきました。何度却下されても林の熱意は変わらず、その熱意に負ける形で商品部の山田という社員が、原材料の調達や製造ラインの調整に改めて挑戦し、10年越しとなる2021年6月に商品発売に至りました。
同年11月には「ミートボール弁当」を発売。翌年の2022年3月に、ちくわの磯辺揚げが主役の「のり磯辺揚弁当」を、6月にはタルタルソースがたっぷりとかかった「白身フライ弁当」、8月には「チキンナゲット弁当」を発売しました。
全て林と山田、二人のタッグによって商品化されてきました。麺類や惣菜、サラダなど色々な食材と自由に組み合わせてもワンコインでおさまるようにという想いから、価格はすべて216円です。
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