
自動ゲートの製品開発を柱とした事業を展開する、シー・ティ・マシン株式会社は、空気注入時間わずか10分で即利用可能な、車両冠水防止製品(ウォーターゲートカバー)「HAKOBUNE(はこぶね)」を、12月15日より販売開始する。救急車のような大型車から小型車まで対応可能だという。
●文:月刊自家用車編集部
豪雨も冠水も、これがあれば安心!
近年、線状降水帯に代表される局地的な豪雨や、1時間降水量が80mm以上の年間発生回数は増加傾向にあり、過去10年間の平均年間発生回数は、1976年の統計初期に比べると約1.7倍にも増加している。
降水は河川氾濫や水路周辺に、冠水被害を引き起こし、発生頻度が増えるに従い、豪雨災害や大規模水害に繋がりやすくなっていく。こういった災害への備えについては、多くの人が考えるところだろう。
そこで今回発売されるのが、車両冠水防止製品(ウォーターゲートカバー)の「HAKOBUNE」だ。これは車全体をすっぽりと包み込むタイプのカーシートとなっている。
「HAKOBUNE」の特徴
・マフラー、ドアなどからの水の侵入を完全遮断
・ファスナー位置よりも水位上昇の危険がある場合は空気注入
・空気注入時間最短わずか10分と、災害時においても即利用できる。(車両サイズにより異なる)
・約4日間~5日間と、長期的な形状維持が可能。
・丈夫なPVCターポリン素材のため、耐久性、耐候性、防水性に優れている。
・防水ファスナー採用、紫外線劣化防止、塩害錆防止などあらゆる災害を想定した仕様。
・軽自動車などの小型車用から、救急車やワンボックスカー向けの大型車用まで、各種サイズも豊富。
また、下記の通り展示会も開催される予定なので、気になる人はぜひとも現物をチェックしてほしい。
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