株式会社カーメイトは、360度ドライブレコーダー『d’Action 360(ダクション 360)』シリーズより、360度+リヤの2カメラモデル『ダクション 360D DC3600R 』を発売した。
●文:月刊自家用車編集部2
ソフトウェア技術で前方ナンバーをクリアに記録
カーメイトの360度+リヤの2カメラモデル『ダクション 360D DC3600R』は、前方車のナンバープレートを高画質で記録しながら、車内や周囲の状況を360度記録する“デュアルレック機能”を搭載。そのソフトウェア技術により、3つの視点「360度+リヤ+フロント」を記録しつつ、カメラを2つにして価格を抑えたARFモデルを実現し『CES2023 Innovation Awards』を受賞した製品だ。
こんなにすごい!ナンバープレート認識性能
360度ドライブレコーダーは、2017年に初の市販モデル(当社製『DC3000』)発売以降、360度+リヤモデルやルームミラー一体型など各社からラインナップされ新たな市場となった。しかし、従来の360度モデルはデータをリサイズして保存するため、拡大したときに前方車のナンバープレートが読めないという不満がECサイト等の口コミで見られるようになった。
2018年に“デュアルレック機能”初搭載の『DC5000』を、昨年は3カメラにより前方車のナンバープレートの認識性能を高めた”ARF”コンセプトの1stモデル『DC4000R』を発売。そしてこの製品は“デュアルレック機能”と”ARF”を融合した”ARF”2ndモデルとなる。
360度映像のリサイズ前データからフロント部分を高解像度のまま切り出し、同時に360度のリサイズデータも記録する『デュアルレック機能』を搭載。
前方高解像度の切り出し(バーチャルフロントカメラ)がナンバー4桁をクリアに記録する。リヤカメラは『DC4000R』に引き続きソニー製CMOSセンサーSTARVISを採用し後方をしっかり記録。夜間でも明るく高画質に録画する。純正プライバシーガラスやスモークガラスにも対応。
なお、前方ナンバープレートの認識性能については、一般社団法人ドライブレコーダー協議会「ドライブレコーダー推奨ガイドライン」に記載されている、カメラの取付位置から約10m離れた前車のナンバープレートが記録できる性能を満たす仕様としている。
スマートフォンで動画確認が可能
2.4インチの液晶を搭載し、画面を見ながら簡単に操作が可能。また、無料のスマートフォンアプリ(発売時はiOSのみ対応)により、もしもの時はその場でスマートフォンに映像をダウンロードすることで、より大きな画面で確認できる。ファームウェアのアップデートもスマートフォンから行うことができ、バージョンアップにより機能を拡張していくことが可能。また、専用の無料PCソフトでは、360度、高画質フロント、リヤ3視点の映像を同時に表示でき、録画後の明るさ調整や地図上の軌跡表示にも対応する。
駐車監視オプションでは、サイドからのドアパンチも記録
『駐車監視オプション(DC204)』との接続により駐車中も360度監視し、買い物中のドアパンチや当て逃げ、車上荒らしなど側面・車内を記録する(3カメラで最大2週間監視)。また、車両のキースイッチをOFFにするとまず『駐車常時録画』が作動し、衝撃のないアクシデントも最大30分間記録可能。
HDMIケーブルオプションで、映像をナビの大画面で確認
HDMI入力搭載のカーナビゲーションやディスプレイオーディオの大画面で、記録映像やリアルタイムビューの確認ができる。
■製品名:ダクション 360D DC3600R(d’Action 360D DC3600R)
■品番:DC3600R
■価格:オープン
■発売:2022(令和4)年12月9日
■本体寸法(マウント込):メインカメラ H103×W123×D73mm リヤカメラ H59×W59×D38mm
■重量(マウント込):メインカメラ 210g リヤカメラ 62g
■記録画素数:バーチャルフロントカメラ 約200万画素(1920×1080)360度カメラ 約90万画素(960×960)リヤカメラ 約200万画素(1920×1080)
■液晶サイズ:2.4 インチ
DC204 | 駐車監視オプション | DC3600R用駐車監視配線ユニット。電圧監視機能付き |
DC9 | HDMIケーブルオプション | DC3600R用HDMIケーブル(約3.5m)と専用ケーブルカバーのセット。※2022年12月発売予定 |
出典:PRTIMES
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