株式会社Dream Driveは、ハイエースをベースに架装したキャンピングカー「TAMA」の2023年モデルを発表した。
●文:月刊自家用車編集部
広々快適ベッドに、冷蔵庫付きのキッチンも!
トヨタ・ハイエース標準ボディをベースに架装した、ハイエースキャンピングカー「TAMA」は、普通車と同じ感覚で運転しやすく、取り回しの良いボディサイズながらも、無垢材を惜しみなく使った快適な車内空間が特徴のキャンピングカーだ。
普段使いでの使い勝手はもちろんのこと、週末のバンライフでのも満足度が非常に高い仕上がりとなっている。
TAMAの2023年モデルでは、新しいリアシートを採用し、ドライビング、スリーピングモードの切り替えがこれまで以上に容易に。シートを自由に展開させることが可能で、限られたスペースの車内空間をより有効に活用できるようになっている。
以前のモデルではベッド展開の際に足の取り付けが必要だったが2023年モデルのTAMAはベッド板をより安定的に改良することによって、足の取り付けが不要となり、ベッドが素早く簡単に展開できるように進化。
足付きベットマットから上開きのデザインに変更し、スライドドアからベット下へのアクセスや、荷物の出し入れも更にスムーズになった。
ベット板はベッド下収納内に収まるデザインで使わない時は収納内に収める事が可能になり車内のスペースをより広く使うことが可能になっている。
メインベッドの他に、さらに就寝スペースが必要な場合は、リアシートをフラットにすることで、子供2名が寝ることができる。
また、シート足元がフレームレスなデザインになり、使用スペースがより広くなっている。
リアシートにはシートベルトを使わずに取り付けできる国際規格のチャイルドシート固定方式、「アイソフィックス」を備えたシートを採用。
TAMAのキッチンカウンターには、美しい木目と質感、そしてカビや水に強いという特徴を持つウォールナット材を使用している。改良版TAMAはキッチンカウンター内に大型の40Lの冷蔵庫を収納。より多くの食材を収納できるようになった。
キッチンカウンター内に冷蔵庫があるので、スリーピングモードや、ドライブモード、車外からでも場所やモードに関わらずいつでも簡単に冷蔵庫にアクセスが可能。キッチンカウンターの下にはコーヒーやキッチン周りの小物の収納に便利な小さなスライド式小物入れも装備。
車体後部の水回りも改良され、クイックリリース式の高圧アウトドアシャワーホースを追加。アウトドアシャワーは車内の水道システムのポンプを使用しているので、ホースからは十分な圧力の水が出るようになっている。汚れたアウトドアグッズなどを洗浄するのに重宝すること間違いなし。
「TAMA」2023年モデル 仕様
乗車定員:6
就寝定員:2名(大人2名、小さなお子様2名まで)
ベース車両:トヨタ ハイエース 標準ボディ標準ルーフ又はハイルーフ
車両サイズ:4,695mm x 1695mm x 1980mm(標準ルーフ)
排気量:2,000cc ガソリン / 2,800cc ディーゼル
登録 :8ナンバー
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
よく読まれている記事
今のクルマはキャビン後部のCピラーには何も付けていない車両が多いですが、旧車の時代は、バッジやエンブレムがついているクルマが多かったようです。実はこのバッジやエンブレム、見た目のルックスを高めるドレス[…]
本記事では、全国各地で開催されたキャンピングカーショーやアウトドアイベントで展示されていた注目車両を紹介! 目次 1 ベース車両はトヨタのハイエース ベース車両はトヨタのハイエース ベースの車両はトヨ[…]
本記事では、全国各地で開催されたキャンピングカーショーやアウトドアイベントで展示されていた注目車両を紹介! 今回は常設ベッドが嬉しい、広々とした車内に生活スペースを詰め込んだハイエースをご紹介。 目次[…]
衝撃的なルックスに気筒あたり3バルブを持つエンジン。国産初の4輪アンチロックブレーキやボレロを使ったテレビCMも話題となり、2代目は総生産台数60万台を超える人気車となった。スペシャリティクーペという[…]
いすゞ自動車が巨人GMとの全面提携に調印した1971年から、ベレット・ジェミニの開発は始まっている。この頃デトロイトのGM本社では、子会社オペルのカデットがモデルチェンジ準備を進めており、ジェミニのボ[…]
最新の記事
- 1
- 2