
株式会社エフ・シー・シーは、世界中のプラモデルのファンと繋がるコミュニケーションツール『ARTHOBYCOMM(アソビーコム)』のオープンβテストを開始した。
●文:月刊自家用車編集部
リアルな展示会のようなコミュニケーションを!
コロナ禍以前からコアなプラモデルファンは展示会に参加し、お互いの作品について表現の素晴らしさを賞賛し合い、どのように制作したのかについて語り合うことで、その趣味を楽しんできた。年に1度開催される静岡ホビーショーでは参加枠が足らずキャンセル待ちの状態だった。
ところがコロナ禍で、リアルでの展示会が開催困難となりプラモデルファンはツイッター、フェイスブック、インスタグラムなどのSNSに居場所を求めたが、展示会で行えていたコミュニケーションとのギャップにプラモデルファンは不満を持っていた。プラモデルファンが行いたいのは、作品のこだわり部分を指さしながら、そこがどう良いのか、どのように作られたのかというコミュニケーションだ。
ARTHOBYCOMM(アソビーコム)は、自作した自慢のプラモデルのアピールポイントを指さしながら制作者と見学者が相互にコミュニケーションが取れるWEBサービス。プラモデル制作工程の保存、WEB展示会を開催する機能を持つので、リアルな展示会に近いコミュニケーションが可能となった。
ARTHOBYCOMMのココがいい!
ARTHOBYCOMMでは画像にマーカーを置きその部分について、いいね・コメントができる機能をはじめ、作品と制作工程をひとまとめにする仕組み、タイトル・開催期間を決めるだけで簡単にWEB展示ページが作成できる機能を有している。
リアル展示会主催者の大きな負担になっている受付、参加作品のカタログ化も、ARTHOBYCOMMの機能を利用すれば簡単。出品者もリアル展示会からWEB上のギャラリーページを通して、見学に来たお客さんに、自分の他の作品を見てもらうこともできる。
今後は多言語機能やコンテスト機能、作品販売などにも対応していく予定となっている。
※本記事の内容はオリジナルサイト公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。
※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
よく読まれている記事
家族で過ごす時間の価値が見直される中、レジャーのスタイルもより自由で柔軟なものへと変わりつつある。そんな時代のニーズに応える1台が、ホワイトハウスキャンパーが手がける「デッキワン」だ。ベースには信頼性[…]
キャンプブームの拡大とともに、1人または2人で手軽に出かけられる軽キャンピングカーへの注目が高まっている。そこで今回紹介するのは、トヨタモビリティ神奈川が展開する軽キャンパーの「アルトピアーノミニ」だ[…]
キャンプや車中泊、ワーケーション、さらには災害時の備え——。近年、その多用途ぶりから注目を集めている軽キャンピングカー市場において、際立った存在感を放つモデルがある。カーショップスリーセブンが手がける[…]
軽バンをベースにしたキャンピングカーは、日本の道路事情や取り回しを考慮した「リアルな旅の相棒」として近年ますます注目を集めている。そのなかでも、装備の充実度と使い勝手の良さで差別化を図っているのが、東[…]
都市部でも取り回しやすいサイズ感を保ちながら、本格的なキャンピング装備を備えた軽量バンコン。それがリンエイが手がける「コンパクトバカンチェスT」である。ベース車両にはタウンエースを採用し、全長は404[…]
最新の記事
- 1
- 2