運転のしやすさや、使い勝手の良さ、経済性の高さを兼ね備えた実用的な軽自動車として、1979年に登場した初代アルト。「47万円で買える新車」として、当時大いに話題になったことをご存知の方も多いはず。ベーシックなセダンタイプの軽自動車として、長年にわたって愛されてきたアルトですが、現行型の9代目は家族のためのクルマとしても大いに魅力的になっていますよ。
●文:まるも亜希子 ●まとめ:月刊自家用車編集部 ●写真:澤田和久
アルト初のマイルドハイブリッド搭載車
誕生から40年以上、軽自動車のスタンダードモデルとして人々の暮らしを支えてきたアルトの最新モデルは、経済性と実用性を徹底的に磨くことに加えて、高い安全性を備えたところが大きなポイント。周囲の歩行者やクルマを検知するカメラなどを付けるため、全高を少し高くしてフロントガラスの面積を確保。結果的に室内のゆとりも生まれて、2〜3人家族なら十分な空間と、荷物を積むスペースもしっかり確保できます。
ドア開口部が20mm拡大したことで、乗り降りもしやすくなりました。収納では紙パック飲料も置けるドリンクホルダーや、サッと出し入れしやすいインパネトレイ、USBで充電したままスマホを置くのに便利なポケットなど、使いやすさ抜群。後席は左右一体式ですが、倒せばラゲッジを拡大して大きな荷物も積み込めます。
そして最新モデルは、アルト初のマイルドハイブリッドを設定。減速時のエネルギーを利用して発電し、充電した電力で加速時にアシストすることで、軽快な走りと27.7km/Lの低燃費を両立。より快適な運転ができるようになりました。また、デュアルカメラブレキサポートや前後の誤発進抑制機能をはじめ、8つの先進安全装備を全車に標準装備。標識認識機能、全方位モニター用カメラ、ヘッドアップディスプレイもオプションで設定され、高額なナビを買わなくてもディスプレイオーディオでバックカメラが使えるようになっているのが良心的ですね。
小さくて維持費をミニマムに抑えられて、1人で乗ることも多いという方にアルトはぴったり。ツートーンカラーのボディカラーがあるのもオシャレです。
スズキ アルト
まるも的視点「アルト」ここがいいね!
ここがいいね!ピックアップ
乗り心地や荷室をチェック
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