
布製タイヤチェーンメーカー ISSE SAFETY S.L (イッセ社) は、同社が製造開発する「イッセ・スノーソックス」が、大阪府下を中心に576台を運行する未来都(みらいと)タクシーで正式採用されたことを発表した。
●文:月刊自家用車編集部
軽い!簡単!滑らない!
かつてチェーンといえば⾦属や樹脂が主流だったが、2018年の新チェーン規制などを背景に、装着が簡単な布製のタイヤチェーンに注目が集まっている。日刊自動車新聞社の調べによればチェー ン全体に占める布製の割合は約3割に達する。
イッセ社が開発・ 製造する高強度ファブリックのタイヤチェーン「イッセ・スノーソックス」は、業界最⼤級の耐久性に加え、雪道での確かなグリップ性能、タイヤに対する適合の広さなどから日本でも⾶躍的に販路を拡⼤している。
そして今回、株式会社未来都のタクシーに一部携行される氷雪路用すべり止め装置(タイヤチェーン)として正式に採⽤された。
イッセ・スノーソックスは乗⽤⾞のみならずロードサービスや道路補修⼯事の車両にも使われている。国土交通省の地方整備局では、⼤型⾞の緊急脱出⽤具として、今季からイッセ・スノーソックスを試験導⼊。今回の未来都タクシーでの採用を機に、公共の場での布製タイヤチェーンの更なる活躍が期待されている。
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