
●文:月刊自家用車編集部(ハラ)
日産
エクストレイル
価格:319万8800〜449万9000円(1.5Lハイブリッド車)
・最新購入情報
車両本体目標値引き額:18万円
納期の目安:12か月以上
リセール予想:B-
人気集中の影響により受注は停止しているが、本誌が掴んだ取材情報によると、受注再開は近そう。受注再開後の納期に関しては1年は覚悟したい。
【グレード選び】4WDの「e-4ORCE」は、オンロード中心というユーザーでも積極的に選んでいく価値あり
全グレードに新開発された1.5Lのe-POWERを搭載したことでオール電動モデルとなった現行エクストレイル。
搭載されるe-POWERは、幅広いエンジン回転域で最高効率の出力特性を実現した最新ターボユニットを組み合わせることで発電性能が大幅に強化。ノートやセレナに採用されるe-POWER車よりも、高出力のモーター駆動を可能としている。ガソリン車が設定されたなかったことで先代に比べると価格は大きく上がってしまったが、それに見合うだけの実力を持つことは間違いない。
最新e-POWERがもたらす力強い走りはエクストレイルを選ぶ大きな理由。特に4WDモデルは、大出力のリヤモーターを搭載&緻密な四輪駆動制御が組み合わされることで屈指の走行性能を誇る。
そしてもうひとつ、注目したいのが駆動方式の選び分け。
2WDモデルはフロント側に駆動モーター(150kW/330Nm)を配置するシリーズハイブリッドとしてはベーシックな設計だが、4WDモデルはリヤ側にも駆動モーター(100kW/195kW)を配置するツインモーター仕様で、さらに前後四輪の駆動力を緻密に制御する「e-4ORCE」が組み合わされる。
走った印象も2WD車と4WD車はかなりの違いがあり、力感はもちろん高速走行時の走行安定性も4WD車の方が明らかに上だ。ロングツアラーとしても屈指の性能を持つなど、オンロード主体という使い方でも積極的に選びたくなる出来栄えだ。
グレード体系は、内装加飾と装備設定が異なる3つの仕様が用意される。
最もベーシックなS(319万8800円【2WD】347万9300円【4WD】)は、目玉機能のプロパイロットが省かれるほか、OPでも上級装備が選べない価格優先の仕様になるため、一般ユーザーにはオススメしにくい。
実質的に選択肢として検討できるのは、中級グレードのX(349万9100円【2WD】379万9400円【4WD】)、もしくは上級グレードのG(429万8800円【2WD】449万9000円【4WD】)になる。
一通りの機能が揃ってくるXは、ライバルモデルと比べてもバランスが良く、さらにコスパ面でも優秀。Gは駐車支援機能や周辺カメラ機能、ナビシステムが標準になるためそれ相応に価格が高くなってしまうのが難点だ。最新e-POWERがもたらす良質の走りを楽しみたいユーザーならば、Xをベースに必要な装備を追加していくのがいいだろう。
なお、2WD車と4WD車の価格の差おおよそ30万円ほど。走りのレベルの違いを考えれば4WD車は割安ともいえる。オンロード中心というユーザーであっても、X e-4ORCEがベストバイだ。
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※特別な表記がないかぎり、価格情報は消費税込みの価格です。
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