【人気モデル 購入最前線】ダイハツ ムーヴ キャンバス編(2023年4月)

●文:月刊自家用車編集部(ハラ)

ダイハツ
ムーヴ キャンバス

価格:149万6000〜179万8500円(ガソリン車)179万3000〜191万9500円(ターボ車)

・最新購入情報
車両本体目標値引き額:13万円
納期の目安:3〜7か月
リセール予想:B-


現行型(2代目)は昨年7月にフルモデルチェンジしたばかりということもあって、値引きを引き締めていたが、年を明けてからジワジワと値引きが緩み始めている。ライバルとなるワゴンRスマイルとの競合が効果的。納期目安は軽自動車の中では少し長めのモデルだ。

画像はストライプス G

画像はストライプス G

【パワートレーン&グレード選び】ターボ車は少し割高。街中中心ならばNA車で十分

全高は1655mmと、全高1700mm超のスーパーハイト軽ワゴンよりも低めのパッケージだが、普段使いに便利な両側スライドドアを採用することで抜群のユーティリティを持つ。愛嬌溢れるスタイリングばかりが注目されがちだが、ハイト軽ワゴンに求められる要点を高いレベルで実現している実力モデルだ。

2代目となる現行型は優れた美点はそのままに、パワートレーン&メカニズム、装備を強化。見た目は先代からのキープコンセプト路線だが、クルマとしての基本性能が大きく向上していることが最大の特徴だ。

まず最初に決めたいのは、現行型で追加されたターボ車の是非。64PS/10.2kg・mというパワースペックは、現行世代の軽ターボとしては標準的な仕様で900kg(FF車)の車両重量を引っ張るには十分な実力を持つが、NA車と比べると価格は約12万円高となる。NA車(52PS/6.1kg・m)も60km/h前後までの低中速域ならば力強いドライバビリティを体感できるため、街中が中心という使い方ならば無理にターボ車を選ぶ必要はない。むしろキャラにあっているのはNA車ともいえる。

もうひとつのポイントは、2系統用意されたスタイルモデルの存在。「ストライプス」は女性ユーザーが好むツートーン配色を用いることで、先代譲りのかわいいキャラを受け継いでいるに対して、「セオリー」はシックなモノトーンカラーにより男性ユーザーの獲得を意識していることが特徴。内装色も「ストライプス」はホワイト基調の明るいイメージに対して、「セオリー」はブルー&ネイビーカラーの落ち着いた雰囲気に仕立てられている。

「X」「G」「Gターボ」の3つのグレードは、どちらのスタイルでも選べて価格も共通。「X」(149万6000円〜)は安全装備のスマートアシストがOPとなるので、ACCとLCKはOPで追加する必要はあるが「G」(167万2000円〜)をベースに選ぶのがオススメ。ちなみに「Gターボ」(179万3000円〜)はターボエンジンに加えてACC&LCKも標準となるので、高速道路を走る機会が多いユーザーにオススメだ。

画像はセオリー Gターボ

画像はセオリー Gターボ


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