スバルは同社初となる、レヴォーグ STI Sport用の電子制御ダンパープログラムのアップデートサービスを4月25日より開始する。このサービスは、これから新車を購入するユーザーはもちろん、すでにクルマを購入したユーザーにも対応しているのがポイント。レヴォーグユーザー必見のサービスの登場といえるだろう。
●文:川島茂夫/月刊自家用車編集部 ●まとめ:月刊自家用車編集部
従来タイプとの違いは歴然。2つの新セッティングモードに注目
今回、スバルから提供されるレヴォーグ STI Sport用の電子制御ダンパープログラムのアップデートサービスの特徴は、初期に設定されているモードに比べて「よりソフトに」または「よりハードに」を選択できるようになること。電子制御ダンパーならではのソフトウェア広げる、新たなクルマの楽しさが手大きな見どころだ。
「よりソフトに」を志向したComfortモードでは「家族や友人など同乗者に優しいサスチューン」を追求。具体的には、段差などを乗り越えた際の突き上げ感をよりソフトに吸収することで、後席も含めた同乗者が快適に過ごせる乗り心地を実現している。
「よりハード」にを志向した、スポーツドライブをフューチャーしたSport +モードでは、チューニングによりタイヤの接地荷重を安定させることで、地を這うようなシャープなコーナーリングを実現。レヴォーグが持つ軽快かつアグレッシブなハンドリング特性を、より積極的に楽しめる味付けに仕立てている。
選べるドライブモードセレクトは5つ
用意されるドライブモードは、前述した2つの新モードを含めて5タイプを用意。このドライブモードは、電子制御ダンパーがもたらす乗り心地や挙動の変化に加え、アクセルに対するパワーの出方やステアリングフィールなども変化していくことが魅力。これらの項目を自分好みに調律することで、自らが望む理想の走りに近づくことが可能だ。
今回提供されるアップデートプログラムは、レヴォーグSTI Sportモデル(Aタイプ〜Bタイプ ※Cタイプも近日対応予定)に対応。価格は工賃込みで3万3880円。これには専用エンブレム代(e-tune)も含まれている。発売は4月25日を予定している。