
トヨタ自動車の北米事業体であるToyota Motor North America(TMNA)が、3列シートSUV「Highlander(ハイランダー)」のBEVモデルを世界初披露した。
●まとめ:月刊自家用車編集部
BEV第四弾モデルは、2026年後半から北米で発売
トヨタは、世界各地で単一の解決策に依存するのではなく、国や地域のエネルギー事情やインフラ整備状況に応じて最適な電動車を提供する「マルチパスウェイ」の考え方を進め、世界各地でBEVやHEV、FCEVなどを展開しているが、北米で発表されたハイランダーのBEVモデルは、北米市場における「マルチパスウェイ」の取り組みを着実に進める施策のひとつ。
北米仕様のハイランダーBEVモデルは、「bZ」「TOYOTA C-HR」「bZ Woodland」といった既存の電動車ラインアップに続く第四弾のBEVとして市場に投入されることになる。
生産は米国ケンタッキー州の製造拠点であるToyota Motor Manufacturing Kentuckyが担い、現地生産体制を強化することで地域経済への貢献と効率的な車両供給を両立。北米では2026年後半に発売される予定となる。
3列シートSUVという北米で極めて需要の高いセグメントにBEVを導入することで、ファミリー層を中心とした顧客層に、カーボンニュートラルを実現した移動の価値を提案するという。
ハイランダー(BEVモデル・北米仕様)の概要
新型ハイランダーのBEVモデルは、トヨタが北米で展開する初の3列シートBEV。全長5メートル超の車体と新開発のプラットフォームの採用により、広大なキャビン空間を実現し、最大7人が乗車可能となる。
ボディパッケージには、最新のハンマーヘッドデザインや空力性能を追求した流麗かつ力強い造形を採用。
駆動方式は前輪駆動(FWD)と全輪駆動(AWD)が用意され、76.96kWhと95.82kWhの2つの大容量バッテリーを選べるほか、eAxleの高効率化も実施。
上位グレードのAWDモデルでは、一回の充電で320マイル(約515km)以上の航続距離を開発目標としている。
ハイランダー(BEVモデル・北米仕様)
2001年に米国で初代モデルを発売して以来、累計約360万台を販売してきたビックネームに、最新システムを搭載したBEVモデルが追加。カーボンニュートラル社会の実現に向けて本格的な動きのひとつになる。
ハイランダーは広い室内空間と優れた走破性が与えられることで、都市からアウトドアまでの幅広いシーンに対応する3列シートSUVとしてファミリー層から高い支持を受けている。
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