メルセデス・ベンツのフラッグシップSUVの「GLS」のモデルライフ初の改良モデルがドイツ本国で現地時間2023年4月4日に発表された。先にフェイスリフトを受けているGLEとGLEクーペの流れを汲む内容となっている。2023年9月中旬に米国市場、10月末から欧州市場でデリバリー予定とのこと。
●文:月刊自家用車編集部
4つのルーバーが印象的な新フロントグリルを装着。インテリアもアップデート
新型「GLS」は、フロントグリルを印象的な4つのルーバーを配したデザインに変更。その下のエアインレットグリルが内蔵されたバンパー形状もより存在感のあるものとなり迫力を出している。さらに大型のアンダーガードのデザインも新しいものになっている。さらに新しい造形の20インチアルミホイールも用意された。
インテリアは従来通り7人乗りが標準で、カタラーナベージュとバイアブラウンの2色のレザーカラーが新たに用意されている。インテリアトリムの仕上げも見直され、艶のあるブラウンのライムウッドが標準となっている。以前はメルセデス・マイバッハGLS 600 4MATIC用に用意されていたMANUFAKTUR光沢のある、黒い流れるようなラインのピアノラッカーのトリム要素が、新型「GLS」でも選択できるようになっている。
インフォテイメントシステムもMBUX(Mercedes Benz User Experience)は最新世代となりディスプレイを一新。3種類のスタイル(クラシック、スポーティ、ディセント)と3種類のモード(ナビゲーション、アシスタンス、サービス)で個性を演出できる。
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