ルノー「クリオ(日本名ルーテシア)」がフロントデザインを一新。フェイスリフトモデルが欧州デビュー

フランス・ルノーが現地時間の2023年4月18日に、コンパクトカー「クリオ(日本名ルーテシア)」のマイナーチェンジモデルを公開した。フロントを中心に大きくデザイン変更したフェイスリフトを行っており、イメージを一新させている。

●文:月刊自家用車編集部

完全に一新されたフロントフェイスの中央には、新しいルノーのロゴが

大胆なフェイスリフトを受けた「クリオ(日本名ルーテシア)」だが、ボディサイズは全長4,053mm×全幅1,988mm(ドアミラー展開時)×全高1,439mmと従来型と同じだ。グリル中央には新しいルノーロゴを配置し、力強さとスポーティな印象を与える大きくなったチェック柄のグリルを装着している。

ヘッドランプは、薄型のLEDタイプに変更され、さらにフロントマスクを引き立てるブレードをグリル左右に装着。グレードによってカラーリングが異なり、テクノ・トリムではボディと同色、エスプリ・アルパイン・バージョンではマット・シェールグレーが採用される。加えてその外側にはLEDデイタイムランニングライトが装備される。

リヤバンパーデザインも一新。エアロダイナミクススクープがリヤを視覚的に拡大し、接地グリップを高める。カラーリングがグレードで異なり、マットブラック、テクノバージョンではグロッシーブラック、エスプリアルパインバージョンではマットシェールグレーを採用する。

ボディカラーは7色が用意され、グレイシャー・ホワイト、スター・ブラック、シェールグレー、アイアン・ブルー、フレイムレッド、バレンシア・オレンジをラインアップ。アルミホイールは最大サイズが17インチで6種類の中からチョイスできる。また、スターブラックのウイングミラーカバー、テクノとエスプリのアルパイン仕様にはシャークフィンアンテナが装備される。

インテリアは素材の変更が行われ、テクノトリムのシート、ドアパネル、ダッシュボードには、レンチンググループが製造するバイオベースのセルロース系繊維であるテンセルブランドのモダール繊維を最大60%使用した特別開発のサステナブルファブリックを採用した。

加えて新型エスパスなどにも設定されたエスプリ・アルピーヌバージョンがラインアップされる。専用のフロントマスクや17インチアルミホイールを装着。リヤの「CLIO」エンブレムはディープグロッシーブラックとなり、インテリアでは専用のバケットタイプフロントシートも装備される。専用シートにはブルーのオーバーステッチとアルピーヌブランドロゴが入る。

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