現地時間の2023年6月21日に、米国トヨタはTOYOTA GAZOO Racingの「GRカローラ」の特別仕様車と2024年モデルを発表した。「サーキットエディション」を復活させたほか、2024年モデルは基本性能を強化し、安定性を向上させている。
●文:月刊自家用車編集部
サーキットエディションにはブルーフレームカラーと軽量化された鍛造アルミ18インチホイールを追加
2024年モデルで復活する「サーキットエディション」。ボディカラーにブルーフレームカラーを新設定したほか、2023年モデルの「モリゾウエディション」と同じ、ブラック鍛造アルミ18インチBBSホイールを装備する。GR-Fourのロゴが刻印されたブラックのサイドロッカーも特別装備される。
インテリアでは、ブルーのアクセントが施されたブリン・ナウブスエード&合成皮革トリムのスポーツシート、ブルーストライプのGRシフトノブ、ブルーのアクセントステッチが追加されている。さらに、8スピーカーと専用アンプを備えたJBLプレミアムオーディオシステムも標準装備される。
また、「GRカローラ」の2024年モデルはステアリングギア、リアサスペンション、バッテリーグランドの取り付けボルトの変更などシャシーまわりをアップデート。加えて、フロントおよびリアバンパーへのアルミシートの追加、フロントバンパーのエアフローアウトレットのダクト形状の変更など空力まわりの変更を行い走行安定性を向上させている。
「GRカローラサーキットエディション」と「GRカローラ」2024年モデルは、2023年冬に発売予定で、価格など詳細発表は後日、とのこと。今後日本向けの「GRカローラ」でも動きがある可能性があるかもしれない。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
最新の関連記事(GR)
若手ドライバーやエンジニアなどの人材育成 TGRは、クルマづくりに欠かせない「People」「Pipeline*」「Product」の三要素を鍛えるため、モータースポーツ参戦を継続している。昨今、モリ[…]
TOYOTA GAZOO Racingとレクサスは、「東京オートサロン2024」にて、「モリゾウから新年のご挨拶」を2024年1月12日(金)9時30分より実施する。ライブ中継はトヨタ公式サイトのほか[…]
モリゾウことトヨタ自動車株式会社代表取締役会長の豊田 章男氏が12日9時30分より実施予定のプレスカンファレンスに登壇 「東京オートサロン2024」のTOYOTA GAZOO RacingとLEXUS[…]
MT車へのアイサイトの追加や、VSC制御の最適化で機能面を強化 今回実施される一部改良では、安全装備の追加設定、走行性能の向上などが図られた。 具体的な改良内容としては、MT車にアイサイトを標準設定し[…]
CFD解析を用いて形状を最適化。開発ドライバーによる綿密なチューニングで最適なダウンフォースを確保 GR86用「GRウイング」は、数多くのGTウイングが販売されている中で、機能美を追求することでカスタ[…]
最新の関連記事(輸入車/外国車)
ハイブリッドシステムに同社初の”電動ターボ”を搭載 10月17日、マラネッロより発表されたブランニューモデルがF80。GTO、F40、ラフェラーリなどと同じく”スペチアーレ”=スペシャルモデルと定義さ[…]
3列7人乗りのリフター ロングをベースに、安全性と利便性を向上 ベースモデルの「Rifter Long GT」は、使い勝手の良い、全長4760mm、全幅1850mmのボディに、後席両側スライドドア、7[…]
人気モデル「クラブマン」の、最後を飾る特別なミニ ミニ・クラブマンは、54年前の1969年にシリーズモデルとして追加された、長い歴史を持つミニのひとつ。初代モデルは2ドアモデルながら、車体後方に猟銃や[…]
最高出力272PS、最大トルク600Nmを発揮する新世代ディーゼルターボでラインナップ強化 Audi Q7は、アウディSUVのフルサイズSUV。登場以来、スポーツ性とラグジュアリー性を高次元で融合した[…]
ロングレンジ仕様の一充電あたりの航続距離は476km 「BYD DOLPHIN」は、海洋生物の自由さや美しさから着想を得たデザインフィロソフィーのもと開発されたBYDの乗用車シリーズ「海洋シリーズ」の[…]
人気記事ランキング(全体)
ナメたナットを切って外すツール 角をナメてしまったナットは、外れたとしても再利用することは難しい。であれば、壊してして外す、という選択肢もある。それを可能とするツールが「ナットブレーカー」だ。ナットを[…]
ベース車はスズキ・エブリイワゴン/キャビン 2mini Frozoo(マリナRV) ベースとなる車両はスズキ・エブリイワゴン。釣りやキャンプなどアウトドア趣味のユーザーに人気が高い軽バンコンは、キャン[…]
ベース車両はダイハツのアトレー ベースとなる車両はダイハツのアトレー。燃費が良く小回りの効く軽自動車でありながら、車内スペースが広く、多くの荷物も積み込める人気の車。キャンピングカーイベントではベース[…]
1:トヨタ マークII/チェイサー/クレスタ[X70] デビュー:1984年8月 ボディカラーは”スーパーホワイト”ほぼ一択”だ。ワインレッドの内装に、柔らかなシート表皮。どこか昭和のスナックを思い起[…]
アルファードがベースのキャンピングカー(グランドモーター) ベースとなる車両は広々とした高級感あふれるミニバン・アルファード。キャンピングカーとしてだけでなく、世間でよく見かける超人気車種だ。サイズが[…]
最新の投稿記事(全体)
クラウンクロスオーバーの人気ホイールに交換できるカスタマイズサービスがスタート 今回提供が始まった「ホイールデザインカスタマイズ」の対象モデルは、24年に一部改良したモデルのCROSSOVER RSお[…]
ナビメーカーが本気で作ったナビアプリ、質の高いルート検索&音声案内で人気 「COCCHi」は、パイオニアがカーナビメーカーとして培ってきた技術やノウハウを活用したスマートフォン専用カーナビアプリ。道路[…]
TV-CMでも大好評のいかつさアップの定番パーツが1位を獲得 (第1位)アクティブフェイスパッケージ 最も注目を浴びたのは、TVCMなどにも登場した「アクティブフェイスパッケージ」。フロントグリルとL[…]
オーテックオーナーが一同に会する名物イベント 11月16日(土曜)に開催された「AOG(AUTECH OWNERS GROUP)湘南里帰りミーティング2024」は、2004年にメーカー主催によるオーナ[…]
タイヤに被せるだけの簡単取り付け 降雪地帯やアウトドアレジャー好きの方であれば、スタッドレスタイヤは当然用意するもの。しかし「稀に雪に見舞われる」程度の地域であれば、場所をとり、交換の手間がある上に”[…]
- 1
- 2