
ホンダは「ジャパンモビリティショー2023(一般公開日:2023年10月28日(土)~11月5日(日)、場所:東京ビッグサイト)」でスペシャリティスポーツモデル「PRELUDE Concept(プレリュード コンセプト)」を公開した。あの往年の2ドアスペシャリティクーペが復活する!
●文:月刊自家用車編集部
その名の通り、本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、ホンダ不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆けとなる
PRELUDE Concept(プレリュード コンセプト)
PRELUDE Concept(プレリュード コンセプト)
ホンダブースにおける10月25日プレスデーの隠し球は、往年の2ドアスペシャリティクーペ「プレリュード」の復活だった。ホンダは2022年4月に四輪電動ビジネスの取り組みについてプレゼンテーションを行ったが、このときに「Honda不変のスポーツマインドや、際立つ個性を体現するようなスペシャリティとフラッグシップ、2つのスポーツモデルを、グローバルへ投入」とアナウンスしていたが、今回発表された「PRELUDE Concept(プレリュード コンセプト)」は、そのスペシャリティモデルとなる。
■歴代ホンダ「プレリュード」






ホンダ「プレリュード」は、初代モデルが1978年11月にデビュー。ロングノーズ&ショートデッキ、ワイドアンドローというスタイリングがこのモデルからで、1982年11月に2代目、1987年4月には歴代最大のヒット車となった3代目がデビュー。その後、アメリカンなスタイルで3ナンバーボディとなった4代目が1991年9月にデビュー。原点回帰した現時点での最終モデル5代目は1996年11月にデビュー。2001年6月に販売を終了している。
「PRELUDE Concept(プレリュード コンセプト)」は、ネーミングが持つ「前奏曲・先駆け」という意味の通り、「本格的な電動化時代へ“操る喜び”を継承する、Honda不変のスポーツマインドを体現するモデルの先駆け」となるという。詳細なスペックなどは不明だが、どこまでも行きたくなる気持ちよさと、非日常のときめきを感じさせてくれるをコンセプトに現在、鋭意開発を進めているとのこと。フル電動モデルだけでなく、PHEVやHVの搭載も期待したい。
※掲載内容は公開日時点のものであり、将来にわたってその真正性を保証するものでないこと、公開後の時間経過等に伴って内容に不備が生じる可能性があることをご了承ください。※特別な表記がないかぎり、価格情報は税込です。
人気記事ランキング(全体)
春から初夏の車内での休憩にぴったりのアイテム ドライブの合間のちょっとした休憩、車の中でちょっと睡眠をとりたくなることはよくある。筆者は取材などでロングドライブすることも少なくなく、さらに趣味が釣りな[…]
ネジがナメてしまうトラブルを未然に防止するドライバー ネジを外そうと力を込めてドライバーを回すと、ビス山(ネジの十字の部分)から工具の先端部分が外れ、ビス山が潰れてしまう「ネジがナメた」と呼ばれる現象[…]
雷の語源を持つ「レビン/トレノ」の元祖とは? AE86系の車輌は、当時の販売チャンネルの関係から、「カローラ・レビン」と「スプリンター・トレノ」に分けられていました。そしてその分類は「AE86」が始ま[…]
不可能と思われたハイブリッド量産に挑んだG21プロジェクト 1997年暮れに世界初の量産ハイブリッド車として初代プリウスが発売されてから、すでに27年が歳月が過ぎた。しかもその間に、ハイブリッド車は世[…]
日産が提案する新しいくつろぎの空間は『部屋ごと出かけられるクルマ』 コロナ禍があけ日常が戻り、忙しさが増す生活の中で非日常を感じ、自然に触れて癒される空間があれば…そんな願望を満たすために開発されたの[…]
最新の投稿記事(全体)
総合出力680PSのプラグインハイブリッドを追加設定 ベントレーはロールス・ロイスと並び英国を代表する高級車ブランドというイメージが強いが、実は戦前からカーレースで名を馳せた武闘派の一面もあり、現代で[…]
一部改良をきっかけに、受注を再開 今回実施される一部改良では、ラインナップから内燃機モデルを廃止して、HEVモデルのみに変更。新グレードとして「GR SPORT」が追加設定される。人気SUVゆえに受注[…]
雷の語源を持つ「レビン/トレノ」の元祖とは? AE86系の車輌は、当時の販売チャンネルの関係から、「カローラ・レビン」と「スプリンター・トレノ」に分けられていました。そしてその分類は「AE86」が始ま[…]
日産が提案する新しいくつろぎの空間は『部屋ごと出かけられるクルマ』 コロナ禍があけ日常が戻り、忙しさが増す生活の中で非日常を感じ、自然に触れて癒される空間があれば…そんな願望を満たすために開発されたの[…]
ソフトウェアというとマルチメディアやエンタメを想像するが、Arene(アリーン)が目指すのは 交通事故ゼロ社会実現 筆者がArene(アリーン)という呼び名を初めて聞いたのは遡ること約2年前の2023[…]
- 1
- 2